この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨マイニングをするツール「Coinhive(コインハイブ)」が2019年3月8日にサービスを終了することを発表。
- 運営元は「経済的に継続が困難」と説明。18カ月続いたプロジェクト終止符を打つ。
- コインハイブを巡っては、仮想通貨「Monero」の急落や「ユーザーのCPUを無断使用するマルウェアでは?」といった問題があった。
逆風続きのコインハイブ、18カ月間続いたサービスに終止符
「Coinhive」(コインハイブ)の開発元であるCoinhive Teamが2月26日、同サービスの提供を3月8日に終了すると発表した。
CoinhiveはWebサイトにJavaScriptコードを埋め込むことで、閲覧者のCPUを使用しMoneroをマイニングするもの。
サービス終了は運営元であるCoinhive Teamがブログで公式に発表した。
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開発元によれば、直近のMoneroのハードフォーク後、ハッシュレートが50%以上低下したことや、Moneroの市場価値が1年間で85%以上暴落したことで打撃を受けたという。
この他にも、3月9日に予定されているMoneroのハードフォークとアルゴリズムのアップデートが影響しているという。
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Coinhiveは、広告に代わるサイト収益化の手法として注目されたが、一部からは「ユーザーのCPUを勝手に使うマルウェアではないか」という指摘もあり、物議をかもしている。
法的根拠については疑問視されつつも、日本でも摘発されるサイト運営者が出ている。
逆風の続く現状を考えれば、今回の決定は致し方ないのかもしれない。
dai06
ソース元https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/27/news093.html