この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 銀行史上最大のリークを行ったフランス人、エルベ・ファルチアニが仮想通貨の立ち上げを計画。
- ファルチアニ氏は金融スパイ行為の罪で有罪に。スペインへ亡命している。
- 同氏が計画している仮想通貨の名は「Tabu」で、資金調達を進めている段階にある。
銀行史上最大のリーク当事者!倫理的な仮想通貨発行へ
銀行史上最大のリークにより有罪宣告を受けているフランス人告発者のエルベ・ファルチアニが、マネーロンダリングや詐欺と戦うための倫理的な仮想通貨を立ち上げることを計画
ファルチアニ氏はかつて世界最大規模の金融グループといわれるHSBCのIT担当だった。顧客リストを当局へ提出、そのリストは脱税の摘発に用いられたがスイス政府当局が彼を起訴。5年の懲役を言い渡された。
その彼が今、完全な追跡が可能で違法取引や脱税に用いることができない通貨を発行しようとしている。
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同プロジェクトは、ファルチアニの非営利団体であるタクティカル・ホイッスルブロワーズが率いており、チームはスペインの学者(その多くは数学者である)やフィンテックの専門家で構成されている。
ファルチアニ氏のいるスペインには2度も身柄引き渡し要求がきたようだが、どちらもスペインが拒否。特に2度目の拒否は、ファルチアニ氏のプロジェクトの認知度を高めることに役立ったという。
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ファルチアニはTabuの他にも、行政機関向けの電子調達契約をクロスチェックするための、ギリシャ語で「開示」を意味する「Aletheia」というブロックチェーンシステムの準備も進めている。
ファルチアニ氏は違法取引や脱税のないクリーンな社会をつくろうとしている。その想いは新しい倫理的な仮想通貨の発行プロジェクトにのせられた…。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/swiss-leaks-hsbc-whistleblower-plans-to-launch-clean-ethical-crypto-token