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「Clams(クラムス)」コイン保有者が全体のパフォーマンスを支える仮想通貨!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Clams(クラムス)」はBitcoin、Litecoin、Dogecoinに基づいて作られた仮想通貨です。コンセンサスアルゴリズムとしてProof of Stakeを採用しており、2014年公開という比較的古い通貨でありながら、仮想通貨ランキングに常にランクインする人気通貨です。

「Clams(クラムス)」の概要

通貨名/通貨単位Clams /CLAM
公開日2014年5月15日
発行数1500万CLAM
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://clamcoin.org/
公式ツイッターhttps://twitter.com/ClamClient
購入可能取引所Poloniex,Bittrex,Yobit,,Bleutrade

「Clams(クラムス)」は革新的な経済ネットワークの構築を目指す仮想通貨です。

Bitcoin、Litecoin、Dogecoinに基づいて開発されており、これらの仮想通貨同様、オープンソースとして誰でも取引処理を閲覧することが可能です。

Bitcoinが誕生して以降、Bitcoinの仕組みをまねた仮想通貨が数多く誕生しました。

「Clams」はそんな仮想通貨の流れを脱却し、革新的な利用方法で非中央集権的な経済ネットワークを構築することを目的にしています。

公開から3年以上経過していますが、仮想通貨の取引量ランキングも未だ100位周辺にいる珍しい通貨です。

「Clams(クラムス)」の特徴

参加者が増えるほど強くなるネットワーク

「Clams」が構築するネットワークは、参加者が増えるほど強固になるという特徴を持っています。

Clamsネットワークを用いれば利用者のコンピューターパワーが一か所に統合され、それらは「Clams」全体のトランザクション処理のために使われています。

主な利用方法はブロックチェーンの拡張と維持であり、利用者が増えるほど全体コンピューターパワーが多くなるため、よりたくさんのトランザクションを安定して処理することが可能になっていきます。

取引量の増加によってスケーラビリティなどをはじめとする様々なことが問題視されている通貨が多い中、利用者のリソースを使って拡張性を持たせるというのは非常に面白い要素です。

Proof of Stakeを採用

「Clams」ではコンセンサスアルゴリズムにProof of Stake(プルーフオブステーク/PoS)を採用しています。

PoSはBitcoinで使われているProof of Work(プルーフオブワーク/PoW)同様にネットワークを二重支出から保護することができます。

毎分ネットワークか特定のクライアントを選択し、保留されているトランザクションを検証し実行することで断続的な流通を可能にしています。

これにより利用者は実行された検証に応じてインセンティブが与えられ、それを目的とした利用者を集めたり、ネットワーク全体のセキュリティを維持しているのです。

インセンティブを渡すことは全体の価格を安定させることにも役立っており、仮に利用者が「Clams」を紛失してしまったとしても新しく補充し、再度供給する時間を取りません。

古い通貨だけど、投資先としてはどうなのか?

「Clams」という通貨単体で見ると旬はすでに過ぎており、保有者も固定化しているのが現状です。

しかし一定数の根強い保有者がいるのも事実で、仮想通貨市場全体が再び盛り上がりを見せれば、大きな高騰も期待できるかもしれません、

2018年のはじめに発生した仮想通貨の大暴落を機に値段を下げていたものの、徐々に価格を戻しています。

比較的値動き自体が少ないため短期的な投資に向いておらず、投資するのであれば中長期の保有が目安になるのではないかと思っています。

「Clams(クラムス)」まとめ

今回は仮想通貨「Clams」をご紹介してきました。

新しい決済ネットワークを構築するという目的は、仮想通貨の本質をついているものの、多機能な仮想通貨が増えた昨今のトレンドとは少しずれている感じもしてしまいますね。

公開からすでに5年近く経過しているのにも関わらず悪い噂などもないですし、大手取引所に上場するのも遅かったためか価格が安定しているのは投資先としてのメリットとも言えるでしょう。

今後どのように展開していくのか楽しみなプロジェクトの一つです。