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「Everipedia(エバリぺディア)」はブロックチェーン技術を用いた分散型のオンライン百科事典です。
プロジェクトはオンライン百科事典として大成功を収めたWikipediaの創始者が率いています。
「Everipedia(エバリぺディア)」の概要
通貨名/通貨単位 | Everipedia/IQ |
公開日 | 2014年11月 |
発行数 | 10,000,000,000 IQ |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://everipedia.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/everipedia |
購入可能取引所 | Upbit,Bancor Network,Bitfinex,BigONE,OTCBTC,DragonEX |
「Everipedia(エバリぺディア)」はブロックチェーン技術を用いてオンライン百科事典を作ろうというプロジェクトです。
オンライン百科事典として有名なWikipedia(ウィキペディア)同様に、誰でも参加することのできる分散型オープンコミュニティとして機能します。
「Everipedia」はすでに実績のあるオンライン百科事典Wikipediaにもまだ多くの問題点があるとも指摘しており、それらを技術的な面で解決するためにプロジェクトを開始しました。
公式サイトではより民主主義的であり、中央組織の制御も越えた情報コンテンツを構築していきたいとしています。
また「Everipedia」内で発行される独自トークンIQは記事編集者へのインセンティブとして使われます。
「Everipedia(エバリぺディア)」の特徴
分散型オンライン百科事典
「Everipedia」はブロックチェーン技術を用いて、誰でも参加することのできる分散型のオンライン百科事典を構築することを目的に発足されたプロジェクトです。
利用者は自由に「Everipedia」の記事を書くことができ、それらはIPESとEOSストレージを利用して取得されます。
コンセンサスアルゴリズムとして「Proof Of Stake(プルーフオブステーク)」を採用しており、プラットフォームが成長するにつれて利用者は投票に参加することができ、プロジェクトはその投票で選ばれた方向性で進んでいきます。
オンライン百科事典として無限の拡張性を持っており、ブロックチェーン上に記載された情報コンテンツは永久に保管され、なおかつ自由に編集されます。
質の高い記事作成者にインセンティブを
「Everipedia」では個人的見解の入っていない健全で良質な記事に対してインセンティブを支払っています。
インセンティブは「Everipedia」の独自トークンIQで支払われ、一定の基準を満たし報酬が確定されれば支払いまでもスピーディです。
報酬を支払うことで「Everipedia」は百科事典内の情報コンテンツの質を保ち、利用者の編集するモチベーションを維持するとしています。
様々な情報発信媒体とのパートナーシップ
「Everipedia」は情報を発信する様々な媒体とすでにパートナーシップを結んでいます。
中には世界的にも有名な放送局CNNや、仮想通貨の情報サイトとして非常に人気の高いCoindeskの名前もあります。
情報交換や技術開発のバックアップ、広告面などですでに連携を取っており、オンライン百科事典としての知名度も徐々に上がってきています。
Wikipedia、Genius.comの創始者によるプロジェクト
「Everipedia」はWikipediaの創始者の一人Larry Sanger氏とGenius.comの創設者Mahbod Moghadam氏によって立ち上げられたプロジェクトです。
どちらもオンライン情報コンテンツとブロックチェーン業界で豊富な知識と経験を持っており、今後の動向にも期待が寄せられています。
「Everipedia(エバリぺディア)」まとめ
今回はブロックチェーン技術を使ったオンライン百科辞典「Everipedia」についてご紹介してきました。
情報を扱うコンテンツやプラットフォームは、ブロックチェーン技術と非常に相性が良いです。
現状、まだプロジェクトとして一般に知名度は低い気がしています。
今後どのように発展していくのか楽しみですね。