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「Matrix AI Network (マトリックスエーアイネットワーク)」人工知能を搭載したブロックチェーンプロジェクト!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Matrix AI Network (マトリックスエーアイネットワーク)」は誰でも利用できる人工知能(AI)とブロックチェーンを提供するプロジェクトです。
中国政府と提携しているプロジェクトで、国内外で注目を集めています。

「Matrix AI Network (マトリックスエーアイネットワーク)」の概要

通貨名/通貨単位MATRIX AI Network/MAN
公開日2017年11月
最大発行数1,000,000,000MAN
ホワイトペーパーhttps://github.com/MatrixAINetwork/WhitePaper/raw/master/MATRIXTechnicalWhitePaper.pdf
公式サイトhttps://www.matrix.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/matrix_japan
公式テレグラムhttps://t.me/matrixainetwork
購入可能取引所CoinEgg,DDEX,Ethfinex,Gate.io,HitBTC,Huobi Global,IDEX,KuCoin,LBank

「Matrix AI Network (マトリックスエーアイネットワーク)」は人工知能(AI)とブロックチェーンをより手軽に利用できるようにはじまったプロジェクトです。
将来的にはプライベートチェーンとパブリックチェーンの連動や、膨大なTPSに対応することができるスケーラビリティ性を実現しようとしています。

AIによって自動的にシステムの脆弱性やエラーを検出することができ、運営者の管理がなくても自動的にプラットフォームが強固になっていきます
その自動進化性が注目を浴び、各種メディアなどでも紹介されていました。

今回はそんな「Matrix AI Network 」を具体的にご紹介していきたいと思います。

「Matrix AI Network (マトリックスエーアイネットワーク)」の特徴

「Matrix AI Network 」はその名の通り、ブロックチェーンという仕組みに人工知能(AI)を搭載したプラットフォームです。
AIによって一部のデータ処理を自動的に実行し、トランザクションの肥大化によるスケーラビリティ問題のソリューションを提供します。

これはブロックチェーンの持つ安全性を損なわずにシステム開発者、一般投資家のどちらにもメリットのある仕組みであり、業界的にも非常に注目を集めています。

プライベートチェーンとパブリックチェーンの連動

「Matrix AI Network」ではプライベートチェーンとパブリックチェーンを連動し、利用者の目的別に提供しています。

・プライベートチェーン

保管されているデータやトランザクションを外部から見ることができないクローズドなチェーンです。
承認をする人が限られており、事業で使われる機密情報などの管理などで使われます。

・パブリックチェーン

保管されているデータやトランザクションを外部からでも閲覧することができるチェーンです。
誰でも承認に参加することができ、その高い透明性から一般利用者の支払いなどに利用されるケースが想定されています。

ビットコインなどで使われているパブリックチェーンは、誰でもトランザクション内容を閲覧することができ不正が発見しやすいというメリットはあるものの、機密情報を扱う事業などでは使いにくい部分があります。

そこで「Matrix AI Network」は、プライベートチェーンと選択することが出来る仕組みを採用しており、全ての人が利用しやすいプラットフォーム作りを心掛けています。

「Matrix AI Network」を利用すれば、利用者は用途に応じてプラットフォームを移動する必要がありません。

脆弱性を見つけ出す人工知能

「Matrix AI Network」のブロックチェーンは、常に人工知能(AI)によって監視・検証されています。
もしネットワーク内に脆弱性やエラーが発見された場合、自動的に修正することが可能です。

ほとんどの場合、システムエラーはネットワークが稼働している時に発生します。
もし人がこれらのエラーを修正しようとした場合、検証を同時に行うためネットワークの稼働を一度停止しなくてはいけない場合も多いそうです。

しかしAIを使えば、ネットワークを稼働した状態で脆弱性やエラーの検出ができます
プログラムが間違った構文やデータ処理をしていた場合、構文解析やディープラーニング、モデル検証などを駆使して、ネットワークが稼働している状態、あるいは最低限の停止でそれらを修正できます。

また「Matrix AI Network」はプロコトルレイヤーに最適化エンジンを導入しているため、ビットコインなどのようにハードフォーク(違う通貨に分裂)しなくてもパラメーター上の最適化を行うことが出来ます

これは「脆弱性が発見された時にはハードフォークによるアップデートを行う必要がある」という、従来の仮想通貨が抱える課題への重要なソリューションとなります。

スケーラビリティ性

「Matrix AI Network」は高いスケーラビリティ性を持った仮想通貨です。
それを支えているのは「Matrix AI Network」のAIが持つランダムクラスタリングという技術で、常に安全性と公平性を保ちながらブロックの承認作業を行うことが出来ます

ランダムクラスタリングは、コンセンサスアルゴリズム「Proof Of Stake(プルーフオブステーク/PoS)」ノードの集合体であるクラスタをランダムに形成し、そのクラスタの代表者が「Proof Of Work(プルーフオブワーク/PoW)」によって承認作業をしていくというものです。

ブロック承認者の数を制限し、作業をクラスタ内のノードに振り分けることで常に高いスケーラビリティ性を維持し続けます。

将来的にはQuarkChainなどが目指している1,000,000TPS(トランザクションの処理速度の指数)を目指しています。

「Matrix AI Network (マトリックスエーアイネットワーク)」まとめ

今回はAIとブロックチェーンを掛け合わせたプラットフォーム「Matrix AI Network 」をご紹介しました。
今後が期待されているAIとブロックチェーンの相性は非常に良く、様々な業界から期待されています。

中国政府が作ろうとしている新たな経済圏「One Belt One Road(ワンベルトワンロード)」との提携が発表されており、それらは規制などの点で大いに有利です。

残念ながら日本コミュニティはほとんど無いのですが、気になった方は是非チェックしてみてください。