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「Credo(クレド)」はスパムメールを受信した際に送信者に手数料を要求するというソフトウェアを開発しているプラットフォームです。
最終的にはスパムメールの撲滅を目指すプロジェクトであり、健全な電子メール市場を目指すとしています。
「Credo(クレド)」の概要
通貨名/通貨単位 | Credo/CREDO |
公開日 | 2017年5月2日 |
発行数 | 1,374,729,257 CREDO |
ホワイトペーパー | https://bitbounce.com/whitepaper |
公式サイト | https://bitbounce.com/credo |
公式ツイッター | ー |
購入可能取引所 | CoinBene,OTCBTC,Tidex |
「Credo(クレド)」はスパムメール送信者に手数料を請求するプロジェクト「BitBounce(ビットバウンス)」で使われる仮想通貨です。
既存の市場ではなく、あくまで新たな電子メール市場を作り出し、そこのルールの一つとして送信者側に手数料を請求します。
これにより受信側だけが不必要なメールに悩まされるという問題を解決し、より健全なメッセージのやり取りができる場所を提供しようとしています。
開発はStewart Dennis氏とAlexis Dennis氏という夫婦で、最終的には企業の電子メール市場で使われることを想定しています。
現状「Credo」は、スパムメールの送信者への手数料としての使い方がメインですが、最終的にはBitcoin同様に新たな決済手段となることも視野にいれており、今後は支払い方法として便利になるよう開発を進めていくとしています。
「Credo(クレド)」の特徴
スパムメール送信者以外の全ての利用者が得をするプラットフォーム
公式サイトによると、「BitBounce」と「Credo」を利用すればスパムメールの送信者を除くすべての利用者に利益があるプラットフォーム作りをしていくとしています。
具体的に想定している利益を得る人達は通貨への投資家、システムを導入した企業、エンドユーザー、そしてプロジェクトのビジネスパートナーです。
彼らにはそれぞれ下記のようなメリットがあるとしています。
・投資家
「Credo」を投資目的で購入している利用者は、Reserve Fund(リザーブファンド)に参加して取引をし、トークンを得ることができます。
Reserve Fundとは換金性・流動性に優れた公共債型投資信託であり、コインホルダー以外の投資家よりも高い質の情報を得、高い配当で投資を行うことができます。
・利用者(一般利用者、エンドユーザー)
一般的な利用者は、店舗やオンラインショップで商品やサービスを購入する際にディスカウント受けることができるようになります。
また支払いの際に仮想通貨の対応していないお店でも利用することが可能です。
・利用者(企業)、ビジネスパートナー
「Credo」を利用することでマーケティング、広告費用を安く抑えることが可能になり、事業の拡大に役立ちます。
クレドカードによる決済
「Credo」では多くのアプリケーションなどで利用できるクレドカードを発行しています。
これは定められた場所で使えるクレジットカードのような機能で、支払い時に提示するとクレドカードに紐づけされたアカウントに即座にアクセスし、自分の仮想通貨を引き出すことが可能になります。
まだ使える場所はすくないものの、一般的なクレジットカードのように実店舗やオンラインショップで利用することが可能です。
クレドカードでは「Credo」だけではなく「Bitcoin」と複数のアルトコインへアクセスすることができます。
ブロックチェーンを使った分散型プラットフォーム
「Credo」プロジェクトが運営するプラットフォームは仲介者の存在しない分散型のプラットフォームです。
決済などの取引情報は常にブロックチェーンに暗号化して書き込まれるため非常に安全で、かつ利用者は簡単にアクセスすることが可能になっています。
スペイン、中国、ロシア、アラブを中心としてすでに18万近いアクティブユーザーが存在し、今後もその規模は拡大していくとしています。
「Credo(クレド)」まとめ
今回はスパムメール送信者に手数料を請求するプロジェクト「Credo」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
凄く面白いアイデアのプロジェクトで、こう言った多様性のある開発がブロックチェーンの魅力だと思います。
今後に期待したいですね。