- 2018年イギリスで設立された仮想通貨関連企業は、11月時点で817社だった。
- 消滅および破産した企業は342社だった。
- なお342社のうち200社以上は、2017年末の仮想通貨高騰に乗じて設立された企業だという。
新規参入企業に逆風、英国の仮想通貨関連企業の約半分消える
今年、イギリスで新たに設立した仮想通貨の関連企業は11月時点で817社ということが明らかになった。
2018年は世界的に多くの仮想通貨関連企業が増えた年だった。日本もそうだが、イギリスでもそれは同じ。一種のムーブメントが起こっていた。
dai06
仮想通貨相場の低迷は続いているが、業界への参入意欲が衰えていないことを示している。
このムーブメントは2017年末に起こった仮想通貨価格の急上昇が要因だろう。企業レベルでの関心の高まりはもちろん、個人レベルでも多くの人が仮想通貨に関心を寄せた。
しかし、2018年に入ると仮想通貨の価格は下がり、仮想通貨の筆頭であるビットコインは11月に遂に40万円台になってしまった…。
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342社のうち、200社以上が2017年に仮想通貨相場がピークをつけた時に設立した企業だったという。
342社というと817社の約半分だ。そして、300社のうち200社以上はムーブメントに上手く乗れなかった…。仮想通貨にはまだまだ可能性があると見る人は多いことと思うが、企業の乱立はおさまるかもしれない。
日本では2019年には仮想通貨の新規制が導入する見込みだ。取引所が金融庁から認可を受けるための審査は厳しい上、流出に備えた補償金をあらかじめ用意しておくことを定める予定。新規参入のハードルは高くなるだろう。
しかし、仮想通貨関連企業は”取引所”だけにとどまらない。仮想通貨の取引ではなく、その技術を活かした”新しいビジネス”を展開する企業も登場するはずだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/there-are-more-than-800-newly-created-crypto-companies-in-uk