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「WAX(ワックス)」データコンテンツをトークン化するプラットフォーム

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「WAX(ワックス)」は2017年10月に公開されたデータコンテンツをトークン化するためのプラットフォームです。
主にゲーム分野での利用が期待されており、サービスも稼働中です。

「WAX(ワックス)」の概要

通貨名/通貨単位WAX(WAX)
公開日2017年10月5日
発行数1,850,000,000 WAX
ホワイトペーパーhttps://wax.io/documents/WAX_White_Paper.pdf?1515801042342
公式サイトhttps://wax.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/WAX_io
購入可能取引所

「WAX(ワックス)」はゲームをはじめとする様々なデータコンテンツをトークン化するためのプラットフォームです。
トークン化されたデータは利用者の資産となり、実際に取引することも可能になります。

データはブロックチェーン上に暗号化・分散化して管理されており、たとえハッキングされたとしても全体に影響を受けません。

また契約を自動化するための技術スマートコントラクトを実装することで、利用者は難しい手続きなくデータ管理を行うことができます。
応用が期待されている分野の幅も広いうえ拡張性もあり、海外の投資家を中心に注目が集まっています。

ゲームコンテンツの市場

私たちが普段遊んでいるソーシャルゲーム内のゲームデータ(ゲームキャラクターやアイテム)の所有権は、ほとんどの場合運営会社が管理しています。
そのためたとえ課金して手に入れたアイテムだとしても、利用者が勝手にデータを売買することは基本的に禁止です。

しかしブロックチェーン技術の発展に伴い、これらのゲーム内データの所有権を利用者に移し、実際の資産にできるゲームが増えてきました。
これらは実際にプレイヤーの資産となるため、ゲーム外の取引も可能になります。

日本ではあまり見られないゲーム内データの取引ですが、世界的にみるとその市場はすさまじく今後も落ちることはないと言われています。

「WAX(ワックス)」の特徴

OPSkins創業者が開発に着手したプロジェクト

「WAX」は世界最大級のゲームアイテム取引を請け負うサイト「OPSkins」の創業者が立ち上げたプロジェクトです。
そのため現状はゲーム内のアイテムデータをトークン化することに注目されていますが、データコンテンツを扱う全ての分野で応用が可能なプロジェクトです。

「OPSkins」は週に200万件以上の取引量を誇るサイトであり、購入・売却の代行サービスも複数存在するなど非常に大きなプラットフォームです。
そのため投資家だけではなくゲーマーからも注目されており、投資先としてみても非常に有望だと思います。

スマートコントラクトで面倒な手続きを省略

スマートコントラクトとは、取引を行う際の面倒な手続きや契約を自動化するための技術です。
現在では多くの仮想通貨が利用している技術でもあり、利用者は取引ごとに面倒な入力を省略することができ、操作を覚えてしまえば簡単に取引を行うことができます。

利用者はあらかじめ必要な情報を登録しておくか、「WAX」と連動したサービスを利用していれば面倒な入力を省略することができます。
これらの情報はブロックチェーンに暗号化・分散化して保管されているためハッキングに強く改ざんもほぼ不可能です。

仮想通貨SALTの担保としてキャッシングローンを利用できる

仮想通貨でキャッシングローンを組むことができるプラットフォーム「SALT」では、「WAX」を担保にお金を借りることが可能になっています。
これにより利用者は自宅にいながら「WAX」でデータコンテンツを購入するためのお金を借りることが可能になり、スムーズな取引が可能になっています。

「WAX(ワックス)」まとめ

今回はデータをトークン化するためのプラットフォーム「WAX」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
現在「WAX」はゲームコンテンツに特化したサービスとして運営されていますが、今後は別の分野にも進出していきたいとしています。

最近ではYouTubeなどの動画や音楽などもトークン化することができるプラットフォームも増えているので、一つのサービスでこれらを全てカバーできるようになれば利用者としても非常にありがたいです。
今後どのように発展していくのか楽しみですね。