「Substratum(サブストラタム)」は2017年7月に公開された分散型ネットワークを形成することを目的にしたプラットフォームです。
世界中のコンピューターを直接つなぎ、PCやスマートフォンをノードとしてネットワークに参加させることができます。
「Substratum(サブストラタム)」の概要
通貨名/通貨単位 | Substratum/SUB |
公開日 | 2017年7月30日 |
発行数 | 532,000,000 SUB |
ホワイトペーパー | https://substratum.net/wp-content/uploads/2017/07/substratum_whitepaper.pdf |
公式サイト | https://substratum.net/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/SubstratumNet |
購入可能取引所 | BInance,Kucoin,HitBTC,OKEx,Kucoin,WazirX,Tidex,COSS,Radar Relay,Kyber Network,BiteBTC |
「Substratum(サブストラタム)」は独自のブロックチェーン技術を用いて、世界中のコンピューターを繋いで巨大で高度な分散型ネットワークを形成することを目的としています。
メインターゲットとしているデバイスはPCとスマートフォンであり、プロジェクト開始から2カ月後に独自トークン「SUB」の取引も開始されました。
利用者は「Substratum」をソフトウェアとしてデバイスに導入するだけで、ブラウザを通してノードとして大規模なネットワークに参加することができます。
この分散型ネットワークは公正かつ平等であり、誰でも手軽にコンテンツの配信を行う必要があります。
導入やプロジェクトの参加に専門的な知識を必要とせず、専用アプリケーションをデバイスにインストールすれば、IEやGoogleChromeなどのブラウザを開くだけでデータのやり取りが可能になります。
「Substratum(サブストラタム)」の特徴
国を超えた公平な分散型ネットワーク
「Substratum」を自分のデバイスに導入しておけば、誰でもブラウザを通してネットワークに参加することができます。
本来こういった仕組みは国ごとにかけられたインターネット規制の外で機能しているため、国によっては何かしらの検問に引っかかってしまう可能性があります。
しかし「Substratum」の場合は規制のない国のデータを取得してデータの送受信を行うため、これらの規制を受けずに利用することが可能になっており、今まで違法でこういったネットワークに参加していた人も法を犯す必要性がそもそも無くなるため、違法行為の防止にもつながると言われています。
分散型ネットワーク上には様々なコンテンツが立ちあげられますが、悪意のあるコンテンツや不要と思われるコンテンツは利用者の投票によって排除することが可能になっています。
これによりコンテンツの専門知識のない国の偉い人だけが決めた規制ではなく、あくまで利用する人たちの意思で全てのコンテンツの方向性などを決めることが可能です。
高速処理と報酬制度
「Substratum」が形成している分散型ネットワーク上では、コンテンツは独自の保管システムによって管理されています。
コンテンツは全て「Substratum」の独自圧縮アルゴリズムによって適切なサイズに変換され、利用する際に適したノードが処理を行います。
これにより無駄な処理が省かれ、高速なデータ処理を行うことが可能になっています。
こうしたコンテンツの利用に関しては全て「リクエスト」という形で利用者が提案し、ブラウザを使って処理されていきます。
リクエストを受けてリソースを提供した利用者は、その貢献度に応じて報酬のSUBトークンを受け取ることができ、その際の具体的な設定は利用者ごとに決めることができます。
幅広い利用者層が対象のプロジェクト
今回は利用者が分散型ネットワークを形成するプラットフォーム「Substratum」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
「Substratum」はブロックチェーンの専門知識なども必要なく、PCやスマートフォンさえあれば誰もがネットワークに参加することができます。
リソースを提供したユーザーは簡単に報酬を受け取ることができ、形成されたネットワークは幅広い拡張性を持ちます。
やろうとすればSNSのような使い方も可能な上、ネットワークが発展すれば別プロジェクトの開発や国際交流などにも使われることさえ期待できます。
今後どのように使われていくのか楽しみですね。