目次
「Giftcoin(ギフトコイン)」は、慈善寄付に使われるために作られた仮想通貨とそのシステムの名称です。
現在の慈善事業には様々な問題があり、それらを解決するために開発されたと言う経緯があります。
「Giftcoin(ギフトコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | Giftcoin/GIFT |
公開日 | 2018年3月20日 |
発行数 | – |
ホワイトペーパー | http://www.giftcoin.org.s3-website |
公式サイト | https://www.giftcoin.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/GiftcoinCrypto |
購入可能取引所 | – |
「Giftcoin(ギフトコイン)」は慈善事業に革命を起こす為のプロジェクトです。
慈善事業には海外送金が難しいことや、ボランティアの数が少ないことなど多くの問題があります。
「Giftcoin」はそういった慈善事業の問題を解決するために企画されたプロジェクトであり、透明性の高い自然事業の仕組みを作ることを目的としたプラットフォームです。
現在は資金調達の段階で、まだ日本ではマイナーなプロジェクトのため情報がほとんどありません。
今回はそんな「Giftcoin」に関して分かり易く情報をまとめていきたいと思います。
二つの有名団体からの支援を受けつつ運営される
「Giftcoin」は下記の二つの慈善事業と協力して運営されるプロジェクトです。
それぞれ慈善団体としては有名な企業で、プロジェクトの信頼性にも繋がっています。
Network For Good
約20万のチャリティ活動を運営する支払いプラットフォームです。
現在はFacebook経由で送金をしているようですが、「Giftcoin」プロジェクトが本格化すれば、使われる媒体も変わるかもしれません。
Charity Checkout
約5,000の慈善団体を支援する支払いプラットフォームです。
イギリス最大の慈善団体向けオンライン資金提供キャンぺーン「The Big Give」に指定された、非常に健全な団体です。
「Giftcoin」の特徴
プロジェクトの将来像
公式サイトによると「Giftcoin」プロジェクトの将来像は、慈善団体や関係する企業・個人が信頼できる慈善事業を展開することとしています。
資金の流れを明確かつ透明にし、援助者の様々な懸念を無くすことで、より慈善事業を活性化させようとしています。
将来的にはスムーズな事業の流れを作り、世界中の貧富の差を減らそうというプロジェクトのようです。
ドナーに向けた慈善事業プロジェクト
「Giftcoin」は、資金の流れに高い透明性を持たせ、寄付してくれたお金がちゃんとした目的に使われているかを追いかけることができます。
具体的な内容はまだ公開されていませんが、ブロックチェーン技術を使えば資金の流れを透明にすることは可能なので、それをどのように展開しPRすることができるかに注目したいところです。
マイルストーンを使って、事業の内容を明確化
マイルストーンとは、事業を成功させるための細かい計画目標のようなものです。
「Giftcoin」は細かくマイルストーンを設定しており、ユーザーはそれらが妥当な計画かどうかを検証・投票することで、プロジェクトに参加する事ができます。
最終的に慈善団体はプロジェクトが完了した事をユーザーに伝え、その証拠をプラットフォームに投稿します。
一つのマイルストーンが達成されると、次のマイルストーンのための資金が使えるようになるという仕組みになっており、慈善団体は計画を手順通りに進めなくては資金を使うことができないようになっています。
これにより慈善団体がお金を持ち逃げしたり、計画内容を変更したい場合はユーザーからの許可を得なければなりません。
「Giftcoin」まとめ
今回は慈善事業に特化したICOプロジェクト「Giftcoin」をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
公開されている情報が少ないながらも、信頼できる慈善事業団体が支援していることもあり、非常に期待が持てると思っています。
現在はまだ資金集めをしている段階なので、公開されるのが待ち遠しいですね。