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「Holo(ホロ)」はブロックチェーンより優れた分散型アプリケーションフレームワークの構築を目指すプロジェクトです。
日本では得られる情報が少ないので、この記事ではできるだけ重要な情報をまとめていきたいと思います。
「Holo(ホロ)」の概要
通貨名/通貨単位 | HOT/Holo |
公開日 | 2018年4月30日 |
発行数 | 177,619,433,541枚 |
ホワイトペーパー | https://github.com/holochain/holochain-proto/blob/whitepaper/holochain.pdf |
公式サイト | https://holochain.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/holochain |
購入可能取引所 | Binance,Fatbtc,Hotbit,IDEX |
「Holo(ホロ)」は2018年4月に公開されたプロジェクトです。
ブロックチェーンを超える分散型アプリケーションのフレームワークと、独自のインターネットサービスを構築することを目的としており、現在も開発とアップデートを行っています。
つまり現在のブロックチェーンよりも分かり易く、なおかつ効率的なものを作ろうというという計画なんですね。
現在「Holo」が公開している「HApp」は、一部は中央集権的なシステムではあるものの順調に進行しており、2019年までに完全な分散化を達成しようととしているようです。
将来的に「HApp」は、二―ズにあわせてアプリケーションの方針を変えていき、ブロックチェーンよりも息の長いフレームワークになろうとしています。
それではいったいどんな特徴があるのか、具体的にご紹介していきましょう。
「Holo(ホロ)」の特徴
取引を支えるエコシステム「HoloChain」
現在、多くの仮想通貨プラットフォームで使われているブロックチェーンは、非常に優秀な技術ではあるもののまだ完全とは言えません。
取引量が増えることで処理速度が落ちるスケーラビリティ問題や、その技術自体の専門家がおらず、技術を伝える団体なども存在しません。
「Holo」の展開する「HoloChain」はブロックチェーンのこう言った問題への解決策として開発されたエコシステムです。
スケーラビリティ問題を独自チェーンのみで対策し、なおかつその時の需要に応じて変化する新しい技術です。
ブロックチェーンよりも簡単にブロック承認をおこなうことができ、まったくの初心者であっても手軽に使うことができます。
また最終的にはブロックチェーンよりも迅速にデータのやり取りが行えるとしています。
マージンを保証する「HoloFuel」
「Holo」ではユーザー間の直接取引によって発生するマージンを保証してくれる仕組みが備わっています。
この仕組みは「HoloFuel」と呼ばれており、仲介者がいなくてもマージンとして入る仮想通貨データを立証し、不正なども防止されます。
これを使えばプラットフォーム上で構築されるユーザー発信のコンテンツも信頼性が増し、より安心して利用する事が可能になります。
「Holo」提供のアプリケ―ション「HApp」
「HApp」は「Holo」上で開発する事ができる分散型アプリケーションです。
現在は一部機能が中央集権的、つまり「Holo」が仲介役を果たす形で公開されていますが、最終的には完全な分散アプリケーションとなる予定です。
イ―サリアムの「Dapp」同様、「Holo」の「HoloChain」チェーン上にユーザーが自由にアプリケーションを構築する事ができ、なおかつブロックチェーンよりも簡単です。
「Holo(ホロ)」まとめ
今回は分散型アプリケーションフレームワークを構築し、独自の技術開発を行う「Holo」についてご紹介してきました。
ブロックチェーンに変わる新しいエコシステムが増えることは非常に素晴らしいことで、今後利用者の選択の幅も広がっていくでしょう。
まだプロジェクトは始まったばかりなので、今後の動向に注目していきたいですね。