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「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」は一般的に使われるプログラミング言語でプライベートチェーンを構築することができるプラットフォームです。
2015年からディズニーが開発に加わっていたということで大きな話題を呼び、現在も仮想通貨ランキング100位圏内に入っています。
「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」の概要
通貨名/通貨単位 | DragonChain/DRGN |
公開日 | 2015年 |
発行数 | 433,494,437DRGN |
ホワイトペーパー | https://dragonchain.com/assets/Dragonchain_Business_Summary.pdf |
公式サイト | https://dragonchain.com/#hero |
公式ツイッター | https://twitter.com/dragonchaingang |
購入可能取引所 | BITBOX,Huobi,LATOKEN, KuCoin,ForkDelta,Bancor Network,Idex,Gate.io |
「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」はディズニーが開発に携わったとして有名な仮想通貨です。
もともと2015年にWalt Disney社が自社プライベートチェーンとして開発をはじめ、2017年からは非営利団体Dragonchain Foundation(ドラゴンチェ―ンファンダクション)が運営を引き継いでいます。
現在はWalt Disney社と直接的な関係は無いものの、一般的なプログラミング言語でプライベートチェーンを構築する事ができるプラットフォームは評判もよく、コインの価格も非常に安定しています。
なぜか巷では今後ディズニーランドなどで使えるのでは?という噂が立っていますが、その噂に関しても少しまとめてみました。
「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」の特徴
一般的なプログラミング言語からプライベートチェーンを生成
「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」はC言語などの一般的なプログラミング言語からプライベートチェーンを生成することができるプラットフォームです。
承認プロセスとして5段階のフェーズを経る必要があるため、誤った情報がブロックチェーンに書きこまれる心配がなく、もともとブロックチェーンの持つセキュリティ性能の高さから改ざんもほぼ不可能です。
またプライベートチェーンではデータを安全に保管・売買を行うことができ、新規事業者を支援するのに適しています。
契約内容を確認しやすいスマートコントラクト
イ―サリアムで有名な契約の手続きを自動化する技術スマートコントラクト。
人間が直接判断を下さなくてもよい工程を自動化することで、複雑化した様々なプロセスをスムーズに行うことができる素晴らしい技術です。
ただ一方で、イ―サリアムのスマートコントラクトにはいくつか問題点が指摘されているのも事実です。
その一つが、オープン化されているスマートコントラクトに書きこまれた情報を読める人が少ないという問題です。
イ―サリアムのスマートコントラクトはSolidityというプログラミング言語を採用しており、いくら透明性が高いといってもSolidityを読むことができる技術者でなければ書きこまれた契約内容を確認することができません。
「Dragonchain」はC言語やJava、PythonやNodeなど一般的に知られているプログラミング言語でスマートコントラクトに書きこむことができます。
そのため契約を確認するためにSolidityを勉強する必要がなく、より簡単に契約内容を確認することが可能になります。
ディズニー関連のサービスとの連携は?
ディズニー開発という情報が先走り、下記のような誤った情報が出回っているようです。
・ディズニーランドの決済手段として使える or 今後使えるようになる
・ディズニー関連サービスの支払い方法として使うと報酬が得られる
・ディズニーの事業が好調なので、投資先として有力な仮想通貨である
これらの情報は、はっきり言ってしまえばデマです。
ホワイトペーパーや公式サイトなどの公になっている情報を見てみましたが、上記のようなことは一つとして明言されていません。
ディズニーのプライベートチェーンとして開発が始まった「Dragonchain」ですが、現状では非営利団体Dragonchain Foundationが運営を託されており現在はディズニー社と事業的関わりはありません。
また今後ディズニーが仮想通貨事業に参入するとしたら、また新規銘柄を立ち上げたほうがメリットが多く「Dragonchain」が採用される可能性はないと思っています。
「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」まとめ
今回はディズニーが開発した仮想通貨「Dragonchain」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
現在ディズニーと事業的関わりはないにせよ、仮想通貨としても優秀ですし投資先として見ても有力だと思います。
しかし一方で誤った情報が増えているのも事実なので、注意するようにしましょう。