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「0x(ゼロエックス)」イ―サリアムトークンの手数料0を目的にした仮想通貨!

この記事は、湯本からの投稿です。

「0x(ゼロエックス)」は、ERC20トークン間の手数料を無料にし、なおかつ高速で取引できるようにするプラットフォームです。
「DApp」の登場でERC2トークンの需要は非常に高まってきており、注目度が高まってきています。

「0x(ゼロエックス)」概要

 

通貨名/通貨単位0x /ZRX
公開日2017年8月11日
最大供給量1,000,000,000 ZRX
ホワイトペーパーhttps://0xproject.com/pdfs/0x_white_paper.pdf
公式サイトhttps://0xproject.com/
公式ツイッターhttps://twitter.com/0xProject
取扱取引所Binance,Poloniex,Houbi,Bitfinex

「0x(ゼロエックス)」はERC20トークン間の利用を高速にし、なおかつ手数料無料にするプラットフォームです。
分散型仮想通貨取引所「DEX(デックス)」が発起したこのプロジェクトは、近年需要が高まりつつあるERC20トークンをより便利かつ低価格で利用することを目的にしています。
イーサリアムのブロックチェーンを用いた「DApp」系アプリの登場で、ERC20をはじめとするイーサリアム系トークンの需要は高まってきており、取引手数料の無料化は非常に多くの方が待ち望んでいたことでしょう。
すでに0xを利用したプロジェクトも多数あり、非常に将来性のある仮想通貨だと思います。

「0x(ゼロエックス)」の特徴

それでは0xがどんな特徴をもったプラットフォームなのか、もっと具体的にご紹介していきます。

イーサリアム発行のERC20トークンの流動性をよりスムーズに

今までは特定のプラットフォームを利用する際、そのプラットフォーム専用のコインを手に入れるためには、一度自分の資金をビットコインやイーサリアムに替えてから交換する必要がありました。
これによりユーザーは面倒な手続きを最低2度も踏まなければならず、結果的に流動性が低下しているような状態でした
しかし取引の際に0xを利用することで、イーサリアム発行のERC20トークンは同じプラットフォーム内で一括で取引することができるようになり、なおかつ操作も簡単になります。
もし0xが普及していけば独自トークンを発行しているサービスやICOに簡単に参加できるようになるため、参加する人たちも増えるといわれています。

オフチェーンで取引注文を行うことで、手数料を大幅に削減

0xプロコトルでは、取引の注文が行われた際に、オフチェーンでそれらを処理することで手数料を大幅に削減しています。
これによりブロックチェーン自体に負荷をかけず、結果的にスケーラビリティ問題の解決にもつながっているのです。
また0xはオープンソースで運営されているため、誰かから許可を得なくても自由に使用することが可能です。

誰でも「中継者(リレイヤー)」になれる

0xでは、だれでも取引の中継者(リレイヤー)になることができます。
中継者とは、利用者が取引を行う際にの標準的なAPIを提供するユーザーのことで、これにより利用者は費用をかけずに0xを利用することが可能になるのです。
また中継者には中継ごとに報酬が支払われるシステムになっていて、誰でも中継者になることができます。

今後は取引所のような役割も持つ

0xは、最近話題となっている分散型取引所(DEX)の新しいスタイルとしても注目されています。
0xのトークン同士の手数料を無料にするという性質は、取引所のような仮想通貨の取引量が多いサービスに非常に適しています。
もし今後0xを使用した取引所が開かれれば、運営者がいなくても中継者のサポートだけでユーザーは自由かつ無料の取引を行うことができるようになります。

「0x(ゼロエックス)」まとめ

今回は仮想通貨0xについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
トークン間の手数料を無料にするという魅力的な特徴や、将来的に分散型取引所にも利用される可能性を秘めたポテンシャルは投資先としても非常に魅力的な仮想通貨だと思います。

0xは秘密キーを個人で管理するものの、データ資産自体は分散型のネットワーク上に保管されているため、取引所やサーバー側のトラブルに頭を抱えることもありません。
仮想通貨取引が活発になるほど利用価値が高くなっていくため、将来有望な仮想通貨の一つだと思います。