この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 金融庁がFX(外国為替証拠金取引)に対する規制強化を検討中。証拠金倍率の上限を25倍から10倍に下げる方針だという。
- 金融庁は少ない資金でも大金を動かすFXのリスクと、業者が破綻した際の市場への影響力を懸念している。
- 証拠金倍率の引き下げにより、FXにうまみを感じられなくなる投資家達が仮想通貨業界に流れ込む可能性がある。
FXじゃ稼げねぇ!よろしい、ならば仮想通貨だ!?
これまでは100万円の元手があれば2500万円の為替取引が可能だったが、規制強化が実現すれば上限が1千万円まで下がるため、投資家が流出する可能性もある。
金額で改めて見てみると、100万円で2500万円を動かせるって凄いな…。
dai06
FXは少ない元手でも多額の利益を狙えるとして個人投資家の人気を集めているが、相場急変で一気に損失が膨らむ恐れもある。
FXで大金を稼ぎ出す人は確かにいる。しかし、FXは非常にリスキーな投資で、損失によって身を滅ぼしてしまった人がいるのも事実だ。
dai06
店頭FXの年間取引規模は5千兆円規模に達しており、店頭FX業者が破綻した場合、外国為替市場や金融システムにも影響を及ぼしかねない。
投資家が身を滅ぼしてしまうのも困るわけだが、業者が破綻するのはもっと困るというわけだ…。
元手の25倍もの金額を動かせたら、5千兆円なんていう規模に到達することも難しくはないのだろうなぁ。
dai06
金融庁は店頭FX業者の決済リスクを議論する有識者会議を4月までに4回開き、規制強化策を議論している。金融庁は平成22年、証拠金倍率の上限を50倍に設定。翌年、25倍に引き下げた。
過去は50倍までOKだったというのだから恐ろしい…。もっともその頃はFX取引は現在よりも一般的ではなかったが。
有識者会議はどのような判断を下すのか。今後の規制の方向性次第で、FXと仮想通貨業界は大きく動きそうだ。
dai06
ソース元https://www.sankei.com/economy/news/180430/ecn1804300003-n1.html