この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- イタリアの仮想通貨取引所ビットグレイル(BiyGrail)が27日、イタリアの裁判所へ破産の申立を行ったことがわかった。
- 同取引所は2月8日に1700万ナノ(当時約204億円分、現在約135億円分)が流出するハッキング事件が起きていた。
- 3月中旬にビットグレイルは救済を約束し、80%を独自トークンの発行で、残り20%をナノでカバーすることを提案していた。
イタリアのビットグレイルが破産!ハッキングによる損失が多すぎた模様…
これまでに3000人以上の被害者が債権者に連絡をとっており、大半がビットグレイルの破産時の資産を直ちに会計処理することを望んでおり、資産のさらなる減少を恐れているという。
皆不安になって当然…。ハッキングで無くなった仮想通貨は戻ってこないのが普通になりつつあるしなぁ…。
dai06
ナノの開発者は2月、フィラノ氏がナノのブロックチェーンを変更して、彼の損失をカバーするよう求めたほか、取引所の支払い能力に関してコミュニティを誤解させていると、非難した。フィラノ氏はこれに対し、欠陥は取引所にあったのではなく、ナノの信頼できないプロトコルにあると反論している。
ナノの開発者がいう”彼”とは文中のビットグレイルオーナー、フィラノ氏のこと。
開発者と取引所が争いだしたらもう…。利用者からすれば「見てらんないよ…!!」と思うのでは…?
dai06
フィラノ氏が行った2月18日のツイッターの調査では、7610人の回答者の79%が、取引所が再建されるのではなく、破産することを望んでいるということがわかった。
これにより破産手続きが行われ、冒頭で紹介した救済の措置が進む模様。すべてが滞りなく終わることに期待したい。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/italy-law-firm-files-bankruptcy-petition-against-hacked-crypto-exchange-bitgrail