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3/13の仮想通貨ニュースまとめ(5件)

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。

 各国で固まる規制のあり方と企業が考える明るい未来

米サウスカロライナ、クラウドマイニングは未登録証券に該当

  • 米サウスカロライナ州がクラウドマイニングは未登録証券に該当するとし、これらの販売等は違法行為になるとのみかたを示した。
  • 実際に9日には仮想通貨のクラウドマイニング・プラットフォームのジェネシスマイニング社に民事制裁金の支払いと州外退去を求めている。
  • この他にもスティーブン・セガール氏が宣伝するICOがニュージャージー州で販売を中止させられるなど、州ごとに規制のあり方が少しずつ定まってきている。

ビットコインが1万ドル付近に浮上

  • 上下動を繰り返すビットコインが12日の24時間で1200ドル上昇。週末の8500ドル以下の低調を覆す結果に。
  • 先週はマウントゴックスの管財人が債権者への補償のために大量のビットコインを販売していたことが世界的な下落の引き金となっていた。この在庫分の取引次第で、まだまだ価格はくものと予想される。
  • ただファンドストラット・グローバルアドバイザーズのトム・リー氏が「ビットコイン・ミゼリー・インデックス(BMI)」を発表するなどして価格は15.5%上昇。今後の展開を楽観視する声も多い。

マレーシア中銀、ICOのロゴ無断使用を非難

  • マレーシア国立銀行(BNM)は11日、仮想通貨プラットフォームのコイザーおよびそのロゴデザインを無認可であるとの公式声明を発表。
  • BNMによればコインザーは、BNMのロゴやマレーシアの国章を使おうとしていたという。加えて、同国では仮想通貨を投資リスクが高すぎるとし、合法的な通貨とみなされていないことに言及した。
  • コインザーはこのすでにデザインの使用を取りやめ、「当社の活動を認知させるべくマレーシア政府と緊密に連携している」、「新テクノロジーにより経済活動の生産性は向上し、金融仲介はシームレスになる」とコメントした。

仮想通貨のマイニング熱利用し、「クリプトマト」栽培

  • チェコの仮想通貨取引所ナカモトXの共同創業者はマイニングにより発生した熱で「クリプトマト」と呼ばれる作物を育てることを決定。
  • ブロックチェーン・ベンチャー企業を立ち上げ、すでに5エーカー分の温室での栽培に成功。今後のマイニング熱の再利用事業にも注目が集まる。
  • 共同創業者のカミル・ブレヒャ氏によれば、ビットコインサーバーの熱を利用するための特注ハウジングを制作、その熱を温室に送ることでトマトを育てているとのこと。

仮想通貨マイニング狙った不正アクセス、警察庁が注意喚起

  • 12日警察庁はイーサリアムをマイニングさせるソフトウェア「クレイモア」を標的としたアクセスの増加を受け、注意喚起を行った。
  • 発信元は韓国からのものが多く次いで日本や米国からのものを確認。「Mirai」、「Satori」、「Okiri」と呼ばれるマルウェアを発見している。
  • 警察庁は「サーバをインターネットに接続する際はルータを使用すること」、「ファイアウォールなどにより不正なアクセスを遮断するように」といった対策を推奨している。