この記事は、匿名希望からの投稿です。
PayPal 仮想通貨の将来は不透明との見解を示す
ペイパル・ホールディングスCEO(最高経営責任者)のダン・シュールマンは、マンハッタンで開催されたエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークにて、「仮想通貨の将来は非常に不透明である」と述べた。規制等多くのことを整理する必要があり、今はまだ実験段階にあるとの見解を示した。
「規制など様々なことを整理する必要があります。今はまだ実験段階にあり、どういう方向に進むのか不透明です」
仮想通貨取引を迅速化する特許申請は18ヶ月前だった
先週はじめ、ペイパルが仮想通貨決済をより迅速化する特許を申請したというニュースが流れ、ビットコインなど投資家の間で、ペイパルの仮想通貨ビジネスへの取り組みに期待が高まった。しかし実際のところ、この特許が申請されたのは18ヶ月前であり、最近公にされたということである。
PayPal(ペイパル)がより速い仮想通貨決済を模索
また、Piper JaffrayのアナリストJason Deleeuw氏は、「ペイパルにとって、短期間で仮想通貨による決済をスケーラブルにするソリューションは優先度が低い一方、仮想通貨は長期的なメリットがあり、日常使いできる支払い方法として、ユビキタスで人々に受け入れられやすいものになるだろう」との発言をしています。
ブロックチェーンには前向きな姿勢
一方、ブロックチェーンについてはまた考えが違うようだ。ダン・シュールマンCEOは、「ブロックチェーンは今後、よりパワフルになり、仮想通貨は“ただのアプリケーション”になるだろう」と語り、ペイパル広報担当者によると、現在ペイパルでは将来的にブロックチェーンを利用する手段を調査するチームが結成されていることが明らかになった。