この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 2024年上半期、仮想通貨スタートアップのアジアとアフリカが占める割合が増加。
- 規制の不安定さが不安視される米国、そしてカナダのシェアを追い抜いた。
- 欧州は31.4%のシェアを占めており、仮想通貨業界にとって重要な地域のひとつ。
企業撤退相次いだ米国、不安視されたシナリオに近づく
ブロックチェーンスタートアップアクセラレーターであるアライアンスによれば、欧州は2024年上半期に新たな仮想通貨スタートアップの主要な場所となり、31.4%のシェアを占めた。アジアは26.8%のシェアで3位となった。
業界に厳しい姿勢をとってきた米国とカナダのシェアが後退。
今後も規制のゆくえが読めないことから、当局との衝突をさけて撤退する企業も少なくなかった。
NFT仮想通貨Leader編集部
アフリカのシェアも5.2%に上昇し、ラテンアメリカに次ぐ位置にある。一方、オセアニア(オーストラリアとニュージーランド)は、今年上半期の仮想通貨スタートアップ全体の1.8%を占めるにとどまった。
米国の仮想通貨業界の扱いを巡っては、業界の成長の芽を摘み取るものだと懸念する声も少なくなかった。
今回のアライアンスのデータは、不安視されていたシナリオに近づいている、あるいはそのひとつなのかもしれない。
NFT仮想通貨Leader編集部
規制の不確実性を受け、セルフカストディサービスプロバイダーであるフェニックスウォレットとワサビウォレットが最近米国市場から撤退することとなり、他の多くの企業も別の地域に流出している。多くの人々は、米証券取引委員会(SEC)の規制による強制執行アプローチを非難している。
業界支持の姿勢を強調しているのは、あのドナルド・トランプ氏だ。
今度の大統領選は、米国の仮想通貨業界のシェア、ひいては業界全体のゆくえを左右するかもしれない。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>cointelegraph