- 1日、仮想通貨取引所ホエールフィンの運営会社が、ソニーグループの傘下となったことを発表した。
- ソニー子会社による買収は2023年8月のことで、社名は「S.BLOX株式会社」になるという。
- ソニーはWeb3向けエンタメアプリ「Sony Bank CONNECT」のリリースを予定するなど、新規事業拡大に積極的。
「Sony Bank CONNECT」リリース予定のソニー、仮想通貨事業も強化
暗号資産(仮想通貨)取引サービス「WhaleFin」を運営するAmber Japanは7月1日、社名をS.BLOXに変更し、「WhaleFin」は今後リニューアル予定と発表した。Amber Japanはリリースによると、2023年8月にソニーグループ傘下となり、暗号資産取引サービスを運営してきたという。
ソニーは仮想通貨取引に本格的に参入する見込み。
リニューアル後の「WhaleFin」は、新しいUIかつ新しいアプリを提供予定で、従来よりも使いやすくなるだけでなく、対応通貨や機能の追加も行っていくという。
NFT仮想通貨Leader編集部
Amber Japanは、以前は暗号資産取引所DeCurret(ディーカレット)として運営していたが、2022年2月にシンガポールのアンバー・グループが買収。その後、2023年8月にソニーグループ株式会社が100%出資する子会社Quetta Webが買収していた。
今回のリリースまでに着実に準備を重ねてきたソニー。
社名が変更されたS.BLOXの資本金も5億円増資されたことで、1,208,179,531円から1,708,179,531円になったという。
NFT仮想通貨Leader編集部
ソニーグループは、ソニー銀行が2024年夏にWeb3エンタメ向けアプリ「Sony Bank CONNECT」のリリースを予定しているなど、Web3への進出を強化している。3月には、ブロックチェーンを基盤としたウォレットのリリースに向けた要件定義や設計を進めており、Sony Bank CONNECTはその第一段の位置づけにあると発表している。
世界的かつ多国籍な企業であることで知られるソニーグループは、昨今のWeb3事業への注目の高まりにもしっかりと意識を向けている。
今後の同社の事業・サービスの展開から目が離せない。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>coindeskjapan