公式Twitterも運営中!フォローしてね!

価値提供しないミームコイン「MOTHER」急騰、議論と批判の新たな的に

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. ラッパーのイギー・アゼリアが生み出したミームコイン、「MOTHER」が急騰。
  2. 一部のユーザーは、約50万円相当のトークンを約14億円相当にまで増やした。
  3. MOTHERは何の価値提供も約束しておらず、議論と批判の対象にもなっている。

著名人生み出したセレブトークン、ブテリン氏も批判

ラッパーのイギー・アゼリアのMOTHERトークンは6月6日に史上最高値を再び更新。ソラナ(Solana)で最新の人気ミームコインのリターンを拡大し、セレブ暗号資産(仮想通貨)という非常に危険で、時には悪名高いサブセクターへの批判を招いた。

MOTHERの時価総額は1週間で約2億ドル(約310億円)相当に。

物議も醸しているXでの積極的な発信で、多くのユーザーを惹きつけている(約800万フォロワー)。

NFT仮想通貨Leader編集部

多くのミームコインがそうであるように、MOTHERは何の価値提案も主張していない。保有者は、ロイヤリティ付きNFTのように、アルバムの売上から支払いを受けることはない。また、一部のサッカーチームが発行するファントークンのような投票権もない。MOTHERの価値は、純粋にこのコインに対する需要の働きであり、一部の投機家はこのコインがさらに高騰する可能性に賭けている。

確かな裏付けを持たないミームコインは、言わずもがなリスクが高い資産とされる。

仮想通貨メディアのThe Blockによれば、ソラナでは5月に50万ものトークンが誕生しており、MOTHER同様「Pump.Fun」というミームコイン作成プラットフォームがその動きを後押ししている。が、MOTHERのように巨額の時価総額に達するケースはごく稀だ。

NFT仮想通貨Leader編集部

このようなバブルは、いわゆるセレブトークンに対する監視の目を新たにした。

イーサリアムの創設者、ヴィタリック・ブテリン氏は5日、セレブトークンを「目的達成の手段としての金融化」をアピールし、大きな目的を持たないとして批判した。

これに対しアゼリア氏はブテリン氏を挑発するような内容をXに投稿。

ユニスワップの生みの親で業界で大きな影響力を持つヘイデン・アダムス氏は、アゼリア氏の投稿に対して、「仮想通貨への進出をより高尚な目的のためすることに失敗した」と批判。

NFT仮想通貨Leader編集部


<参考元>coindeskjapan