この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 31日、DMMビットコインから約482億円相当のビットコインが流出したことがわかった。
- チェイナリシスはハッキングが行われたと見方を示し、仮想通貨業界では史上7番目の規模という。
- DMMビットコインはグループ会社の支援を受けて、ユーザーらに全額保証すると説明した。
DMMビットコインで巨額の仮想通貨ハッキング、引き続き調査を実施中
暗号資産(仮想通貨)交換業者DMMビットコインは31日、ビットコインが不正に流出したと発表した。流出額は482億円相当。デジタル資産プラットフォームに対する過去最大規模のハッキングとみられる。
DMMビットコインで巨額の仮想通貨不正流出が起こってしまった。
国内では2014年にマウントゴックスで起こった480億円、2018年にコインチェックで起こった580億円の流出時の衝撃を彷彿とさせる規模だ。
NFT仮想通貨Leader編集部
同社は発表文で、不正流出した数量は4502.9ビットコインだと説明。被害状況の詳細は引き続き調査中だとしている。暗号資産の出庫処理など一部サービスの利用を制限している。
問題の発生を受けて、金融庁も資金決済法に則った報告徴求命令を出し、顧客の保護と原因の解明を求めている。警察も問題を把握しており、対処にあたっているという。
NFT仮想通貨Leader編集部
DMMビットコインは「不正流出への対策はすでに行ったが、追加の安全確保を行うべく一部サービスの利用制限を実施した」と説明。流出したビットコインについては、グループ会社からの支援を受けて全額保証するとしている。
著名人を起用しての広告とユーザー獲得にも熱心だったDMMビットコイン。
同社のユーザーはもちろんのこと、少しでも同社の名前を知る人にとっても衝撃と言えるだろう。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>bloomberg