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JPモルガン調査報告「投資家はビットコイン一本ではなく金も購入」

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. JPモルガンは、個人投資家と機関投資家が金とビットコインの両方を購入していると報告。
  2. 同行は、ビットコインETFによって金から仮想通貨に流れているとの見方を否定した。
  3. マイクロストラテジーの購入が、価格上昇の要因になっているとも述べている。

金と仮想通貨どちらかではなく両方、JPモルガンが市場の動向分析

機関投資家や個人投資家は今年、ゴールドとビットコイン(BTC)の両方を購入しており、一部のアナリストが指摘しているように、両者を切り替えているわけではないと、JPモルガン(JPMorgan)は3月14日の調査報告で述べている。

ビットコインETFの承認や半減期の到来を控えている仮想通貨。価格も上昇傾向にあり、さらなる資金流入や金からのシフトが噂されるなか、JPモルガンはそうした見方を否定した。

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「個人投資家以外にも、投資顧問(CTA)などのモメンタムトレーダーを含むヘッジファンドのような投機的な機関投資家も、2月以降、おそらくは個人投資家よりも大量にゴールド先物とビットコイン先物の両方を購入することで上昇を後押ししたようだ」と著者らは書いている。

同行の分析では、「2月以来、ビットコイン先物で70億ドル(約1兆500億円、1ドル=150円換算)、ゴールド先物で300億ドル(4兆5000億円)のポジションが急激に積み上がっている」という。

JPモルガンは平均回帰が起こる可能性が高いとも見ており、金と仮想通貨両方の価格が下落していく可能性があるとも。

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「マイクロストラテジーによる負債を原資としたビットコイン購入は、現在の暗号資産ラリーにレバレッジと泡沫を加え、将来起こりうる景気後退において、より深刻なレバレッジ解消のリスクを高めると考える」と報告書は述べている。

さまざまに思惑がうごめく仮想通貨業界。

伝統的な資産である金との関係は、今後どのように変わっていくのだろうか。

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<参考元>coindeskjapan