この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 香港の規制当局は、無登録の仮想通貨業者について詐欺の疑いがあると警告を出した。
- 警告を出された2社のウェブサイトへのアクセスも遮断され、停止命令も出されている。
- 2024年6月から、香港で取引所を運営するにはライセンスの取得が求められる。
無登録仮想通貨業者はNG、香港当局が規制方針示す
香港証券先物委員会(SFC)は、香港デジタル・リサーチ・インスティテュートおよびビットカップドに関して詐欺の疑いがあると警告を発した。
警告とともに2社のウェブサイトへのアクセスも遮断したこと、そしてサイトの運営者に停止命令も発したことを明らかにしている。
dai06
「SFCは香港DAOがオンラインチャンネルを通じて自身とそのビジネスに関する虚偽かつ誤解を招く情報を流布している疑いがある」と12月6日の通知に記されている。
(中略)
SFCによると、香港DAOに関する「誤解を招く」情報は、そのサービスが「適切にライセンスされ、合法である」と信じさせ、HKDトークンに投資するよう誘導していたという。
疑わしい仮想通貨業者への立場、そしてどのような措置をとるのかを示したSFC。
ほかの業者も気が引き締められる思いがすることだろう。
dai06
2024年6月から、香港内で運営する取引所はSFCの仮想資産サービスプロバイダーライセンスを持っている必要がある。10月には、SFCがデジタル通貨販売と要件に関するポリシーを更新する計画を発表しており、業界からのフィードバックを受けている。
規制の方針を改めて示した香港。
仮想通貨に対して中国とは一線を画す姿勢をとっているが、今回の決定でさらに業界を成熟させることになるのだろうか。
dai06
<参考元>cointelegraph