この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- チャンポン・ジャオ氏退任後のバイナンス新CEOに、元地域市場グローバルヘッドのリチャード・テン氏が就任。
- テン氏はブログでジャオ氏が米当局との和解の一環で退任したことと、今後Web3計画を推進する旨を説明。
- テン氏は新しい役割に興奮していると語り、今後も自身とバイナンスの情報発信強化へ意欲を示した。
意欲示すバイナンス新CEO、リチャード・テン氏がWeb3推進へ
バイナンスの元地域市場グローバルヘッドで新CEOに就任したリチャード・テン氏は、ジャオ・チャンポン氏(通称CZ)の退任を受け、同社の成長を推進する意向を発表した。
仮想通貨業界の超大物だった、CZ。
その後任に誰が収まるのか注目が集まっていたが、「成長とWeb3の普及を推進」するというリチャード・テン氏となった。
dai06
テン氏は、「私は、この新しい役割に興奮しており、ソーシャルメディアアカウント(Twitter、LinkedIn)やブログ、世界中の多くの業界の会議やイベントを通じて、コミュニティと私の考えを共有する機会がさらに多くあることを非常に嬉しく思っている」と述べた。
交流と情報発信の強化に意欲を示すテン氏。
今後顧客にはさらなる情報の公開を予定しているという。
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テン氏が米国の監督とCZ氏のような著名な人物が経営陣から離脱したことをどのようにバランスさせながら、バイナンスのビジネスを管理していくのかは不明だ。11月22日、ブロックチェーン分析企業ナンセンは、米国との合意から24時間後、バイナンスの総保有高は650億ドルを超え、資金の大量流出は見られなかったと報告している。
ジャオ氏の退任、多額の罰金支払いを経ても、バイナンスの業界への影響力は今も健在だ。
その出方を多くの関係者が注視している。
dai06
<参考元>cointelegraph