- 秋元康氏が総合プロデューサーを務める「IDOL3.0 PROJECT」が、大詰めを迎えている。
- 合計29名が最終投票に進出することに決まり、10月7日に合格者が発表される予定。
- 国内4例目のIEO「Nippon Idol Token(NIDT)」を導入しており、新しい推し活を提唱。
トークン保有で推し活3.0、これまでにない新しいアイドル誕生へ
「IDOL3.0 PROJECT」がひとつの山場を迎えている。秋元康を総合プロデューサーに迎えた同プロジェクトは9月14日、東京・お台場の映画館で発表した最終候補者(Final Stage:2ndの通過者)27名に加えて、Final Stage:2ndを通過できなかった18名を対象にしたファン投票「ホワイトナイトシステム:2nd」で選ばれた2名を加えた合計29名が最終投票進出者に決まったと発表した。
3月に独自トークンの「Nippon Idol Token(NIDT)」を上場させていた同プロジェクト。目標金額であった15億円に満たない10億円超という結果ではあったが、”推し活3.0”として注目度は依然として高い。
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「推し活」という面では、8月5日に東京・品川で開催されたFinal Stage進出者114名のお披露目会には、NIDTのIEO申込者の中から抽選で選ばれた200名が参加。9月9日の審査イベント、9月10日の2nd通過者お披露&ドキュメンタリー映像プレミアム上映会も、NIDT保有者には一般参加者とは異なる招待枠が設けられた。
ファンとの新しい結び付きの形、より強固な絆を感じさせるこの試み。アイドル文化・コレクション文化の根強い日本において相性が良さそうで、今後もどういった動きをみせるのか楽しみだ。
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投機目的でIEOに申込み、NIDTを保有したものの、プロジェクトが進み、候補生の顔や取り組みが見えるようになるにつれて「応援する気持ちが湧いてきた」という声を聞くようになったと2人は語る。保有者にとっては、応援して、グループの人気が出れば、NIDTの価値向上につながり、自身の利益につながる。
事業を手がけるオーバースの共同創業者の佐藤義仁氏と澤昭人氏は、今後のさらなる事業展開にも意欲をみせる。
これが成功すれば、アイドルグループの結成・運営の新しい形も見えてきそうだ。
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<参考元>coindeskjapan