- 4日、仮想通貨取引所コインチェックなどを手がけるマネックスグループが、事業戦略説明会を実施。
- Web3と仮想通貨市場は「変化の波を受けながら、着実に成長する過程にある」との見方を述べた。
- 成長とパートナー企業との連携のために、「コインチェックの機能を開放していく」との方針も強調。
マネックスが意欲、変化の波創れるパートナーを支援
マネックスグループは9月4日、事業戦略説明会を開催。まずグループの全体戦略を代表取締役CEOの清明祐子氏が語り、その後、グループの中核企業であるマネックス証券、マネックス・アセットマネジメント、トレードステーション、コインチェックがそれぞれ説明を行った。
説明会ではコインチェックの副社長執行役員の井坂知之氏が登壇。
『変化の波を受けながら、着実に成長する過程にある』と、Web3と仮想通貨市場への期待感を述べた。
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そうした変化の中でコインチェックは今後、「変化の波を創れるパートナー企業を支援していく」と述べ、その具体例として、コロプラグループでブロックチェーンゲーム開発を手がけるBrilliantcryptoとのIEO(Initial Exchange Offering)に向けた契約締結や、第1号案件としてドリコムとチューリンガムが共同開発中のブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt – Wizardry BC -』で使用できるNFTコレクションの取り扱いを発表したINO(Initial NFT Offering)に触れた。
具体的には金融業界のバンク・アズ・ア・サービスのイメージに近く、APIによるコインチェックの機能解放で連携する企業の事業展開を支えるのだという。
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事業戦略説明会の最後には、代表執行役会長の松本大氏が登壇。効率を追求し、優れたサービスを提供して競争力を上げることと同時に、そうした従来の延長線上ではないところに新しい事業を見つけ出すことが重要と述べ、2017年に「第2の創業」を掲げ、2018年にコインチェックがグループに加わったことに触れた。
新たな事業・市場の開拓に熱心なマネックスグループ。
さらに特筆すべき新しい挑戦として、全ゲノム情報の解析サービスにも取り組んでいるという。
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<参考元>coindeskjapan