この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 半導体大手エヌビディア(Nvidia)の第2四半期の収益が、予想を大幅に上回った。
- AI関連の仮想通貨も大幅な上昇を続けており、市場の強気なトレンドを証明する形に。
- 好調の背景のひとつにはChatGPTをはじめとしたAIが、一般ユーザーらへの普及がある。
一般層にも広がるAI、関連する企業・仮想通貨も好調
半導体大手エヌビディア(Nvidia)の第2四半期の収益が予想を大幅に上回ったことで、人工知能(AI)関連の暗号資産(仮想通貨)は23日も大幅な上昇を続け、AIの強気トレンドが定着していることを証明した。
当初は111億9000万ドル(約1兆6225億円、145円換算)との予想だったが、実際はそれを大幅に上回る135億1000万ドル(1兆9589億円)。
1株あたりの利益も当初は2.08ドルと予想されていたが、実際は2.7ドルで大幅の増収となった。
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エヌビディアの創業者でありCEOのジェンスン・フアン(Jensen Huang)氏はプレスリリースで、「世界中の企業が汎用コンピューティングからアクセラレーテッドコンピューティングや生成AIへ移行している」とし、「生成AIの採用競争は始まっている」と述べた。
多くの企業がAIやAIを活用したサービスの提供に向けて取り組んでいる。
AI普及以前から半導体の分野で躍進を続けるエヌビディアにとっては、成長をさらに後押しする要因となるだろう。
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今回の発表は、AIに関連した収益が非常に強気な見通しであることが明らかになった5月発表の第1四半期決算に続くもの。このセンチメントは、OpenAIのChatGPTなどによってAIが一般層に広がったこと相まってAI関連の暗号資産に波及。AI関連の暗号資産は、市場全体に連動して夏にかけて下落したにもかかわらず急騰した。
ここまで好調だと今度は供給が不安視されるくらいだが、エヌビディアはこのAIブームをどう乗りこなすのだろうか。
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<参考元>coindeskjapan