この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引所のビットスタンプは、7つの主要アルトコインの取引を停止する。
- 対象となるユーザーは米国在住のユーザーで、29日までに取引を終えるよう通達。
- 本決定は、米証券取引委員会(SEC)の動きに影響を受けている可能性がある。
最古参の取引所ビットスタンプ、米証券取引委員会の出方を注視か
仮想通貨取引所ビットスタンプは8月8日、8月29日から米国在住の顧客を対象に、アクシーインフィニティ(AXS)、チリーズ(CHZ)、ディセントラランド(MANA)、ポリゴン(MATIC)、ニアー(NEAR)、ザ・サンドボックス(SAND)、ソラナ(SOL)の取引を停止すると発表した。
ビットスタンプはこの発表に伴い、影響を受けることになる通貨の売買を29日までに終えるよう推奨している。
期日を過ぎれば同取引所のプラットフォームでは、これらの通貨の取引が永久に無効になるとしている。
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同社は停止の具体的な理由を明示していないが、米証券取引委員会(SEC)が、これらのトークンがバイナンスおよびコインベースとの訴訟で未登録の証券であると主張していることが関係していると考えられる。
SECと仮想通貨企業らとの争いは、その他の仮想通貨企業も注視するところだ。
SECの取り締まりの矛先が自社に向くことを、多くの企業が危惧している。
dai06
ビットスタンプは2011年に設立され、現在はルクセンブルクに本社を置く、世界で最も古い仮想通貨取引所だ。プラットフォームでは約30のコインやトークンを取引のために提供しており、過去24時間で約16400万ドル相当のデジタル通貨が取引されている。
古参であるビットスタンプの決定が、ほかの企業らに影響する可能性はあるのだろうか。
そしてこれをSECがどう受け取るのか、注目が集まる。
dai06
<参考元>cointelegraph