この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 破産した仮想通貨取引所FTXにかかわる、再建チームや弁護士の報酬が高額と話題に。
- その金額は過去7カ月で約283億円になるとされ、242人の弁護士がかかわっているという。
- しかし裁判所任命の報酬検査官は、この費用を不合理とみておらず取り組みを高評価。
FTX再建チームら高評価、「ほかの企業にはできないパフォーマンス」
破産した仮想通貨取引所FTXに関与する弁護士や再建チームの請求額が、わずか7か月余りで2億ドル(約283億円)を超えた。だが裁判所が任命した検査官は、その巨大な課題を考慮すれば、この金額は当然だと主張している。
未曾有の混乱を招いたFTXの破綻。
この問題に対処する再建チームらの高額報酬も話題になっているが、裁判所が任命した報酬検査官のキャサリン・スタドラー氏は、この報酬を全く問題視していないようだ。
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スタドラー氏は、FTXに関与するチームが11月の破産以降「2億ドル以上の報酬を請求した」と確認し、「既知の資産プールの相対的な範囲にもかかわらず、これらの手続きはどのような基準で測っても非常に高額になる可能性がある」と付け加えた。
スタドラー氏はFTXのリストラチームについて、瓦礫の山を変え始めるために「行動を起こした」人々に「感銘を受けた」と評価した。
スタドラー氏は高額になっている費用について驚くべきものとしつつも、それはパフォーマンスも同じときっぱり。
同じプロフェッショナリズムはほかの企業らにはほとんど果たせなかったはずだと高評価している。
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スタドラー氏の報告書は、FTXが破産法第11章の破産申請を行った直後の数週間に法律事務所が請求した報酬を詳細に分析している。報告書によれば、この事件に関与する242人の弁護士の時給は388ドルから2165ドルの間で、46人の弁護士が時給2000ドル以上で働いている。
このうちニューヨークを拠点とする法律事務所サリバン・アンド・クロムウェルが約59億円を請求。次点でコンサルタントのアルバレス・アンド・マーシャルが、約39億円以上を請求したという。
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<参考元>cointelegraph