この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引所バイナンスのCEOが、バイナンスナイジェリアに停止勧告。
- バイナンスナイジェリアはバイナンスと関係がなく、「詐欺団体」とした。
- バイナンスナイジェリアは同国の当局からも「違法」と宣言されていた。
ジャオ氏「バイナンスナイジェリアは違法な事業体」
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)のCEOであるチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏が、バイナンスナイジェリア(Binance Nigeria Limited)を詐欺団体とし、活動停止勧告を行なったことを6月18日発表した。
バイナンスナイジェリアは同国の証券取引委員会からも、登録や規制を受けていない事業体として「違法」とされていた。
dai06
しかしCZ氏による今回の発表で、バイナンス・ナイジェリアはバイナンスと関係の無い事業体であることが正式に明らかになった。またCZ氏は今回の報告に併せて「ニュース内容の全てを鵜呑みしないように」とツイートした。
バイナンスのCEOであるジャオ・チャンポン氏は、この問題に公式に反応。20日時点で3,000リツイートと1.2万いいねを集めている。
dai06
バイナンスによるナイジェリアでの動きとしては、昨年9月にナイジェリア輸出加工区庁(NEPZA)と提携している。
両者はブロックチェーンとデジタル経済を推進するべく、経済特区の「バーチャルフリーゾーン」の設立を目指して会談していたといい、バイナンスナイジェリアの動きはまったく別のものであることは明らかだ。
今回の問題の発生に際してナイジェリア証券取引委員会は、バイナンスナイジェリアに同国の投資家への勧誘をやめるよう指示している。
dai06
<参考元>あたらしい経済