- Ava LabsのCEOのエミン・ギュン・シラーCEOが、米国当局に警告を発した。
- 「ブロックチェーン技術を育成・支援しなければ、悲惨な結果になる」と。
- デジタルネイティブな世界において、ブロックチェーンは欠かせなくなるとみる。
Ava LabsCEO「デジタルネイティブにブロックチェーンは必要不可欠」
アバ・ラボズ(Ava Labs)のエミン・ギュン・シラーCEOは、米国の当局者に対して、責任あるブロックチェーン技術のイノベーションを「育成」し「支援」するよう呼びかけ、そうしなければ「悲惨な結果」を招くだろうと警告している。
シラー氏はブロックチェーンがデジタルサービスを効率的かつ信頼性のあるものにしてくれるとみる。
同氏の考えは、ブロックチェーンを根幹とする仮想通貨への規制を強化する、米国の姿勢に異を唱えるものにとれるだろう。
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さらに、「合理的な規制枠組み」を提供できないことが、経済成長を阻害するだけでなく、「悪意のある行為者が不正行為を行うのを容易にする」とも述べている。
相次ぐ仮想通貨まわりの事件やニュースとそれらへの対応については、確かにいたちごっこの印象が拭えない。
米国は大胆かつ強硬な規制によって、そのいたちごっこを終わらせようとしているのかもしれないが、それが業界の反発を招いていることも事実だ。
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現実、在宅勤務社会に支援されたデジタルネイティブな世界に向かって進むにつれて、デジタルネイティブな価値の移転とプログラム可能性にますます依存しなければならないだろう」と述べている。
「ブロックチェーンはこれらのニーズに対する明確な技術的回答である」とシラー氏は述べ、いつの日かブロックチェーンが世界の経済価値の大部分を獲得するだろうと付け加えている。
現代のデジタル世界において、情報を発することは誰にとっても身近で簡単になった。
しかし、その一方でその信頼性を担保したり、膨大な情報を整理したりすることは、今後の大きな課題とも言える。
シラー氏はそのプロセスにおいて、ブロックチェーンが重要なポジションを占めること。それを大切に扱うことが、米国の国益にもつながるとみているのかもしれない。
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<参考元>cointelegraph