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SECゲンスラー委員長「米国にこれ以上仮想通貨いらない」

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は、仮想通貨に厳しい見方を継続。
  2. 米CNBCのビジネス番組で、「米国にこれ以上仮想通貨は必要ない」と述べた。
  3. SECが仮想通貨のリスクに注意を払っていることを、投資家は信頼すべきとも。

ゲンスラー委員長「デジタル化された米ドルやユーロだってある」

米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長は、米国において暗号資産(仮想通貨)は必要ないと考えているようだ。ゲンスラー委員長が6月6日に出演した、米CNBCのビジネス番組「スクワーク・オン・ザ・ストリート(Squawk on the street)」の中で発言した。

仮想通貨に否定的なことで知られるゲンスラー委員長。同氏は4月末にも、仮想通貨企業らが証券取引法に違反しているとした動画を公開し、業界との軋轢が生じていた。

今回の発言もそうした同氏の考えを強調するものとみられる。

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番組の中でゲンスラー委員長は「これ以上のデジタル資産は必要ない」と発言。「私たちはすでにデジタル資産を持っているし、デジタル資産はすでに存在する。それは米ドルやユーロ、円と呼ばれるものであり、それらは今やすべてデジタル化されている。すでにデジタル投資だってある」とコメントした。

同氏の発言通りだとすれば、今後米国内の仮想通貨企業らはさらに厳しい状況に置かれるかもしれない。

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またゲンスラー委員長は、暗号資産プラットフォームに対する提訴の遅れについて「杓子定規に物事を進めるには時間がかかる 」とコメント。一方で、投資家はSECがデジタル資産リスクに注意を払っていることを信頼すべきだと主張。

同氏はこの発言に加えて、「投資家は証券取引法の恩恵を受けている」とした上で、「仮想通貨のプラットフォームや仲介者もこうしたコンプライアンスを遵守する必要がある」とも述べている。

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<参考元>あたらしい経済