この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 2017年以降、北朝鮮のハッカー集団は日本から約980億円の仮想通貨を盗んだという。
- これは世界における仮想通貨ハッキング被害の約3割に相当する。
- 2017~22年では、企業から合計約3126億円の仮想通貨を盗んでいるとのこと。
北朝鮮のハッカー集団の被害深刻、各国の対策急務か
北朝鮮に関連するハッカー集団が、2017年以降に日本から7億2100万ドル(約980.4億円)相当の暗号資産(仮想通貨)を盗んでいると、日経新聞が英ブロックチェーン分析プロバイダーElliptic(エリプティック)のレポートを引用して5月15日に報じた。
北朝鮮が絡んでいるといわれるハッカー集団の被害が深刻だ。名前が知られているところではラザルスだろうか。
特に日本の被害が大きく、その額は世界における仮想通貨のハッキング被害の約3割を占めるという。
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7カ国財務相・中央銀行総裁会議は13日、暗号資産の盗難など「国家主体での不正行為による脅威増大に対抗するの対策を支持する」と声明で述べた。エリプティックの報告は、これを受けたものである。
北朝鮮ハッカー集団への対策は急務だろう。
特に被害が大きい上位4カ国のうち3カ国はアジア諸国とのことで、日本は先頭を切って対策を行う意義はあるはずだ。
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エリプティックによると、北朝鮮は2017年から2022年の間に企業から合計23億ドル(約3,126億円)の暗号資産を盗んでいるとのことだ。
北朝鮮の重要な資金獲得手段になっているといわれるハッキング。
盗まれた仮想通貨は、ミサイルの開発資金になっているとも報道されている。
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<参考元>あたらしい経済