この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 英スタンダードチャータード銀行は、いわゆる仮想通貨の冬は終わったとみている。
- 同行は2024年末までに、ビットコインが10万ドル(約1300万ドル)に達する可能性があるとも。
- 今年に入って上昇傾向にあるビットコインは、4月に10カ月ぶりに3万ドルを超えている。
英大手銀幹部「10万ドル台への道筋も明確になってきている」
ビットコイン(BTC)の価格が2024年末までに10万ドルに達する可能性があると英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)が4月24日に言及した。同行は「暗号資産(仮想通貨)の冬」は終わったとも述べている。
同行の仮想通貨の調査部門部長であるジェフ・ケンドリック氏は、ビットコインの未来に前向きだ。
不透明な要素は残ると前置きした上で、10万ドル台への道筋は明確になってきているとの考えも示した。
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スタンダードチャータードのデジタル資産調査部長ジェフ・ケンドリック(Geoff Kendrick)氏は、「最近の銀行セクターの混乱」、「米国連邦準備制度(Fed)の利上げサイクルの終了に伴うリスク資産の安定化」、「暗号資産マイニングの収益性の改善」などの要因から、ビットコインで利益が得られると述べている。
強気の見立てを示したケンドリック氏。
このほかにも欧州議会が仮想通貨市場を規制する方針を示したことが、ビットコインにとっては追い風になるとも。
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JPモルガン(JPMorgan)は4月5日、来年2024年4月に実施されるビットコインブロックチェーンの技術的変更となる「半減期」は、生産コストが高くなることで価格が上昇し、ビットコインにとって「ポジティブな心理的効果」を引き起こす可能性があると述べている。
久しぶりの3万ドル台到達は、ビットコインにとっても仮想通貨業界にとってもポジティブなニュースであったことは言うまでもないだろう。
各銀行は来たる仮想通貨の春を前に、今後の生存戦略を練っているはずだ。
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<参考元>あたらしい経済