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SEC議長「生き残り成功するには法律に従うべき」、仮想通貨企業らに警告

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長が、仮想通貨企業らに警告。
  2. 「時間をかけたルールと法律」に従うことが、業界が生き残り成功する方法とした。
  3. 同氏の発言は、罰金で3000万ドルを支払ったクラーケンとの和解後のもの。

SEC議長ゲンスラー氏、仮想通貨企業は「法律に従ってもらいたい」

米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は、仮想通貨取引所クラーケンとの和解を発表した後、仮想通貨企業に対して「法律に従ってもらいたい」と警告を発した。

同氏は仮想通貨企業らはSECに登録することで、米国の規制を守るべきだとしたが、実際には多くの企業はその選択をとっていないとした。

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「この分野が生き残り、成功する可能性があるとすれば、それは投資家を保護するための時間をかけたルールと法律だ」とゲンスラー氏は言う。「顧客のポケットに手を入れて、顧客の資金を自分のプラットフォームのために使ってはいけない」。

仮想通業界はこれまでにも多くの不正な資金流出や、通貨の暴落、顧客らを巻き込んだ大規模な倒産などを経験してきた。

同氏の発言はこうしたかつての混乱を踏まえてのものだろう。

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ゲンスラー氏の発言は、SECがクラーケンとの間で和解に達したと発表したことを受けたものだ。クラーケンは米国の顧客に対するステーキングサービスを停止し、罰金として3000万ドルを支払うことに同意した。

(中略)

SECの政策については内部からも批判の声が出ている。SECの委員の1人であるヘスター・ピアース氏は、SECの行動を「怠惰でパターナリスティック」と呼び、ステーキングプログラムは「人々に役立っていた」と主張した。

クラーケンと和解したSECだが、その政策を非難する声もあるという。

SECがこれからも確固たるリーダーシップをとるのであれば、成長を阻害しないレベルでの絶妙な舵取りが求められるだろう。

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<参考元>cointelegraph