この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- フェラーリのレース部門が、仮想通貨スポンサーとの契約を解消する。
- 2023年シーズンを前に、同チームの累積損失は5500万ドルに達した。
- 昨年11月にはメルセデスがFTXと契約を解消し、1500万ドルの損失を負担。
仮想通貨企業との提携は困難?F1チームらに契約解消の動き
フェラーリのレース部門であるスクーデリア・フェラーリは、仮想通貨スポンサーとのパートナーシップを終了する。フェラーリは、ベラス・ブロックチェーン(Velas Blockchain)およびチップ製造大手のスナップ・ドラゴン(Snapdragon)との複数年パートナーシップ契約を解消。
言わずと知れたF1の名門チームである、スクーデリア・フェラーリが仮想通貨企業らとの契約を解消。
ファンとの交流強化を図るはずだったNFT戦略は暗礁に乗り上げた。
dai06
2022年11月には、メルセデスも、FTXとの提携を中断し、1500万ドルの損失を負担した。レッドブル・レーシングとテゾス・ファウンデーションのパートナーシップも、ブロックチェーン企業が戦略のズレを理由に契約更新しないことを決定したと報じられ、同様の運命をたどった。
メルセデスもFTX騒動に巻き込まれる形に。
なお、同社のF1チームの代表は、他のチームにも同様のケースは起こり得ると注意喚起しているという。
dai06
F1と仮想通貨エコシステムの関係は、パートナーシップだけではない。2022年10月、フォーミュラ・ワンは、仮想通貨、トークン、デジタルコレクティブル、NFTのためのオンライン市場を設立する計画を明らかにし、「F1」商標を申請した。
スポーツビジネスと仮想通貨・NFTなどは、ファンらの購買意欲やいわゆる”推し活”の満足度を高めるものとして、注目度の高いコラボレーションだった。
しかし、昨今の情勢を鑑みて、契約を解消するケースやその足取りが重くなるケースが出てきているようだ。
dai06
<参考元>cointelegraph