この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- JPモルガン幹部が、「仮想通貨は資産として安全ではないことは自明」と批判。
- 「大手機関投資家らにとって仮想通貨は、事実上存在しない資産である」とも。
- さらに「投資家らは仮想通貨市場に参入しなかったことを安堵している」と。
信頼性なし?JPモルガン幹部が仮想通貨と機関投資家語る
JPモルガン・アセット・マネジメントの機関投資家ポートフォリオ戦略責任者であるジャレッド・グロス氏がブルームバーグに語ったところによると、大手機関投資家は依然として仮想通貨市場から大きく遠ざかっているという。
仮想通貨に対して、つかず離れずの距離感を保っている印象のあるJPモルガンだが、今回グロス氏はかなり厳しい言葉を仮想通貨に対して投げかけた。
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「資産クラスとして、仮想通貨はほとんどの大規模な機関投資家にとって事実上存在しないものと同様」とグロス氏は指摘し、「ボラティリティが大きすぎて、指摘できる本質的なリターンがないため非常に難しい」と説明した。
さらにグロス氏は、「投資家らは仮想通貨市場に参入しなかったことを安堵している」といったコメントも残しており、資産としての仮想通貨は魅力がないとみているようにとれる。
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弱気相場は、ビットコイン(BTC)がデジタル・ゴールドの一形態となり得る、あるいはインフレ・ヘッジとして機能するという考えにも終止符を打ったとグロス氏は指摘し、安全資産でないことは「自明」であると述べた。
ひとつ気になるのは、グロス氏の今回の厳しい発言は、JPモルガンの今後の仮想通貨事業と足並みをそろえたものであるかどうかだ。
今後の動向を注視すべきだろう。
dai06
<参考元>cointelegraph