この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- NFTマーケットプレイスのOpenSeaは、米国の制裁に準ずることで有名。
- 最近では、キューバのアーティストやコレクターらの利用を制限した。
- Cryptocubanは、「Web3の未来は分散型ではないようにみえる」と。
OpenSeaは分散型ではない?米国の制裁に準ずる措置実行
非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、米国の制裁を主な理由に、キューバのアーティストおよびコレクターをブロックしている。
一部の報道によれば、すでに30名のアーティストやコレクターらがこの制限を受けているとのこと。
ちなみにウォレットにはアクセスできるという。
dai06
OpenSeaマーケットプレイスは同社のサービス利用規約において、制裁対象の人物や制裁対象地域にいる人物によるサービスの利用を明示的に禁止している。このNFTマーケットプレイスが米国制裁を遵守することは広く知られており、対象国にはベネズエラ、イラン、シリアが含まれていた。
米国と関係が芳しくないキューバ。
OpenSeaは今後もコミュニティへの貢献と法律を遵守するために、必要な措置を検討していくという。
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ビット・ラマサ(Bit Ramasa)の創設者であるエリック・ガルシア・クルーズ氏は、彼らのNFTコレクションもブロックされたと話した。また、Cryptocuban(クリプトキューバン)の創設者であるガブリエル・ビアンチニ氏は、Web3の未来は分散型ではないように見えると述べた。
時間や場所、そして国家にも縛られない世界・技術とも期待されるWeb3。
しかし、世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaは、あくまでも米国の方針に準ずるようだ。
dai06
<参考元>cointelegraph