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タイ当局被害総額12億円相当の事件摘発、マイニング用に41カ所で盗電か

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. タイの特別捜査局が、被害総額12億円相当とみられる事件を摘発。
  2. 犯人たちが盗んでいたのは電気で、毎月200万円の損害があったという。
  3. 盗まれた電気は大量のマイニングマシンを稼働するために使われていた。

タイで巨額の盗電発覚、投資家らの拠点41カ所一斉摘発

ドローンがとらえたのは、タイ特別捜査局が窃盗犯の拠点を取り囲む様子。

被害額は、日本円で12億円相当とみられている。 天井を壊して、電気の配線を調べる捜査チーム。 バスの中には、指示を出すチームリーダーらしき人物。 モニターには、コードがつながった大量の機材を前にする捜査員の姿が映っている。

タイで大規模な摘発が行われた。

対象となったのは窃盗犯なのだが、彼らが盗んだのは大量の電気だった。

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電気メーターを通さずに不正利用できるように工作していた。

盗んだ電気は、室内にあった100台もの電子機器を動かすために使われていた。

電気窃盗犯たちが行っていたのは、いわゆる仮想通貨(暗号資産)の取引。

稼働させるのに大量の電力を必要とするマイニングマシン。しかもマイニングでは、機械はあればあるほどいいというのが定説。

この犯人たちもできる限り多くの仮想通貨を得るために、大量のマシンを稼働させていた。

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タイ特別捜査局は、投資家グループが暗号資産の取引を行っていた拠点41カ所を摘発。 不正利用された電気は、1カ所あたり日本円でおよそ200万円分、年間でおよそ12億円もの損害があったとみている。

マイニングに伴う膨大な電力消費は、国を問わず問題視されることの多い事案だ。

拠点を複数に分けることで、事件の発覚を避けるねらいがあったのだろうか。

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ソース元https://www.fnn.jp/articles/-/453377