この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 中央アフリカ共和国が、鉱物資源をブロックチェーンでトークン化。
- トークン化を推進するのは、同国のプロジェクト「サンゴ(Sango)」。
- 同国はビットコインを法定通貨化するなど、積極的な動きを見せている。
トゥアデラ大統領「次のステップは資源の民主化とトークン化」
中央アフリカ共和国(CAR)が、鉱物資源をブロックチェーンでトークン化し、資金調達する計画を6月3日に発表した。中央アフリカ共和国のファウスティン・アーチェンジ・トゥアデラ(Faustin-Archange Touadéra)大統領がツイートで明かした。
ドバイに続き、仮想通貨を法定通貨化することを発表した中央アフリカ共和国。
改革に向けて法的・技術的な面でさまざまな準備を進めている。
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鉱物資源のトークン化は、議会と大統領が支援するプロジェクト「サンゴ( Sango )」で推進されていくとのこと。「サンゴ」のホワイトペーパーでは、具体的に「金」、「ダイヤモンド」、「ウラン」、「鉄鉱石」、「銅」、「コルタン」、「コバルト」、「ニッケル」、「リチウム」、「石油」などの鉱物資源のトークン化が示されている。
中央アフリカ共和国の輸出品の代表格である鉱物資源。紛争ダイヤモンドの規制や内陸国であるがゆえに輸送費が高くつくことなど、同国の鉱物資源の活用には紆余曲折ある。
しかし、今回のトークン化でまた新しい形で活用することができるかもしれない。
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ファウスティン・アーチェンジ・トゥアデラ大統領は「中央アフリカ共和国の次のステップは、資源の民主化とトークン化であり、大きな可能性を秘めた新しい章となるでしょう」とツイートしている。
「クリプトアイランド」、「所得税率0%」、「法人税率0%」などの計画もあるというプロジェクトサンゴ。
今後、その計画の詳細や成功の可否が気になるところだ。
dai06
<参考元>あたらしい経済