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中央アフリカ共和国がビットコイン法定通貨に採用、世界で2カ国目

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 中央アフリカ共和国が、ビットコインを法定通貨に採用した。
  2. 現行通貨のCFAフランの弱体化と、取引の迅速化への期待が寄せられる。
  3. 中米エルサルバドルに続き、世界で2カ国目となる。

賛否両論も議会では全会一致で決定、「先見性がある国の地図に載る」

中央アフリカ共和国が27日、暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨に採用したと発表した。世界で2カ国目となる。

先に法定通貨に採用しているのは中米エルサルバドルだ。

IMFをはじめ多くの専門家が、この決定に「金融不安のリスクを高める」と批判しているが、それでもエルサルバドルは独自の路線を貫いている。

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中央アフリカ大統領府の声明によると、ビットコインの法定通貨採用は、議会で全会一致で決まったという。

声明ではまた、今回の決定で同国は、「世界で最も大胆で先見性がある国の地図に載る」と述べている。

ダイヤモンドや金、ウランなどの鉱物資源に富む中央アフリカだが、紛争が長きにわたり続いており、最貧国のひとつとされている。

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同国は現在、フランスが支援するCFAフランを通貨にしている。これは、アフリカのほとんどの旧フランス植民地でも同じだ。

今回のビットコインの採用を、CFAを弱体化させる試みだとする見方も出ている。資源豊かな中央アフリカをめぐっては、ロシアとフランスが影響力を争っている。

今回のビットコインの採用は、多くの人にとって円滑で開かれた金融活動を可能にするだけでなく、中央アフリカの自立を促進させるものになるかもしれない。

「時期尚早」「中央アフリカのネットアクセスは未発達」「治安、教育、飲み水へのアクセスなどの差し迫った問題がある」との批判、「国際的な制裁を受けているロシアのパートナー」といった疑念もあるようだが果たして…。

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<参考元>BBCNEWS