- テスラのCEOイーロン・マスク氏と、TwitterのCEOジャック・ドーシー氏が対談。
- ドーシー氏は、世界に平和をもたらす存在としてビットコインに期待。
- マスク氏は、所有する仮想通貨の価格を吊り上げるかもしれないが、売り抜けることはないと。
通貨制度以外にも可能性あり、マスク&ドーシーが語るビットコイン
Teslaの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏とTwitterのCEOであるJack Dorsey氏が、ビットコインの未来について長時間にわたって語り合い、ビットコインと、通貨制度以外の領域にまで変化をもたらすその可能性を称賛した。
オンライン討論会「Bitcoin as a Tool of Economic Empowerment」に、仮想通貨業界を賑わせる二人が登場。さらにはアーク・インベストメントのCEOであるキャシー・ウッド氏も登場した。
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Dorsey氏は、「(ビットコインが)世界に平和をもたらす、あるいはそれに役立ってくれるのが私の夢だ」と語った。 同氏は、自らが設立した決済サービス企業Squareを通じて仮想通貨分野に足を踏み入れた。ビットコインに初めて手を出したのは2008年だが、それより何年も前から耳にはしていたという。
ドーシー氏はビットコイン界隈の盛り上がりを、初期のインターネットに通ずるものがあるともコメント。
ビットコインによる広告の購入可能になることをTwitterが計画しているかどうかについては、そうできるようにするべきとしたが、広告に頼らない金銭的インセンティブに創出の方が重要とした。
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Musk氏も以前からビットコインの支持者で、ビットコインとイーサリアム、「ドージコイン」を所有しているが、売る計画はないと明言した。
「私は、パンプする(価格をつり上げる)ことはあるかもしれないが、ダンプする(売り抜ける)ことはない」とMusk氏は述べた。
業界に多大な影響を与えてきたマスク氏。懸念されてきた売り抜けについては、キッパリと否定した。今後、テスラのビットコインによる支払いの受付は、再開する可能性が高いという。
大物たちが語るビットコイン。その未来は果たしてどのようなものになるだろうか。
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ソース元https://japan.cnet.com/article/35174325/