- ビットコインが2017年12月の19783ドルを上回る、19786.24ドルに到達し最高値を更新。
- インフレヘッジとPayPalらの存在が、ビットコインの需要と価格を押し上げる要因になっている。
- 仮想通貨にシフトした新規の機関投資家・個人投資家らも安堵しているだろう。
需要と上昇伸び続けるビットコイン、「ヘルシーな上昇トレンド」に
ビットコインの価格が11月30日(米東部時間)に上昇し、最高値を更新した。CoinDeskのビットコイン・プライス・インデックス(BPI)によると、これまでの最高値は2017年12月に記録した19783ドルだったが、同日19786.24ドルに達した。
価格上昇を続けていたビットコインが、ついに過去最高値を更新。ビットコインの可能性にかけて資金をシフトしてきた新規の投資家らにとっては、「ビットコインにして良かった」という声が聞こえてきそうだ。
dai06
新型コロナウイルスのパンデミックで失速した経済状況を背景に、インフレヘッジとしてのデジタル資産に資金をシフトさせる投資家が目立つようになってきた。
(中略)
暗号資産のアナリストらは、機関投資家と個人投資家の資金がビットコイン市場へと流れ込む中、現在の上昇トレンドは「ヘルシー」な状況だと説明する。
今回の上昇は一時的なものではなく、ビットコインがその力を多くの人に認識されたが故の上昇とみる専門家も多い。
だからこそ、この上昇の流れはまだ長く強く続く”ヘルシー”さがあるという。
dai06
スマートフォンウォレットの「キャッシュアップ(CashApp」アプリを運営するスクエアは第3四半期、ビットコイン関連の売上収益としては過去最高の10億ドルを計上した。一方、ペイパルは10月に暗号資産サービスの計画を発表したが、予想を超える強い需要に対応するため当初の予定よりも早く同サービスのローンチを決定した。
スクエアとPayPalは、人々のビットコインへのイメージを好意的かつアクセスを容易にすることへ貢献している。
こうした存在に加えて、今回の過去最高値更新というニュースが、さらなる上昇を呼び込む可能性もあるのではないだろうか。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/90203/