- 19,500ドルにまで達していたビットコインが、突然17,250ドルまで値を下げた。
- 背景には大口投資家が利益確定のために、取引所へ預け入れたことが影響した可能性がある。
- しかし、今後もビットコインが上昇を続けるとみる専門家は多い。
売り圧力懸念でビットコイン急落、クジラが取引所へ移動か
コインテレグラフ・マーケットとトレーディングビューのデータは、ビットコインが対ドルレートで大きなボラティリティに直面したことを示している。
ビットコインは19,500ドルの高値に達した後、ビットコインは17,250ドルまで急落。その後、価格は反発した形となっている。
このまま一気に2万ドルに達するとみる声も多かったビットコインだが、ここにきて急落してしまった。
一部の専門家は14,000ドルにまで落ちるという予測も出していたという。
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突然の価格下落は、大口投資家が取引所に預けるBTCの額が上昇したことと連動していた。これはおそらく、ビットコインの過去最高値である2万ドル付近で利益を確定させようという動きがあったためとみられる。
2017年末に迫る上昇をみせているビットコイン。
”クジラ”とされる大口投資家らは、「そろそろ利益確定の頃合い」と考え始めているのかもしれない。
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「全ての取引所での平均流入は数時間前から増加していた。これはクジラがBTCを取引所に預け入れたことを示唆しちえる」と、オンチェーン分析を手掛けるCryptoQuantのキ・ヨンジュCEOはツイッターで指摘している。
キ・ヨンジュ氏は『しかし、長期的なオンチェーン上の指標は、買い圧力が優勢であることを示している。今後数日で2万ドルを突破できると思う』としており、今回の急落は不安視していない様子。
ただ、クジラがすでに動き出しているように、一気に状況が変わる可能性は十分にある。今後は一層の注視が必要になるだろう。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-price-suddenly-drops-11-as-whales-move-btc-to-exchanges