- ビットコインの好調は、その数が不足して希少性が増していることも理由のひとつかもしれない。
- 米仮想通貨投資会社パンテラキャピタルによれば、ビットコインの購入量は新規の採掘量を上回るという。
- 購入量増加の要因には、米決済大手PayPalのビットコイン提供開始があるという。
より簡単に買えるようになったビットコイン、不足の状態突入か
好調なビットコインな相場の背景にあるのは、米国機関投資家や大手企業のビットコイン購入による「ビットコイン不足」かもしれない。米国仮想通貨投資会社パンテラキャピタルが、最新のニュースレターで、米大手企業によるビットコイン購入量は新たに発行されるビットコインの量をすでに凌いでいるという推計を掲載した。
価格をどんどんと上げているビットコイン。
個人の投資家や企業からの需要も増えており、最高額をどんどんと更新していくのではないかともいわれている。
dai06
パンテラキャピタルによると、ペイパル が仮想通貨サービスを開始して以降でitBitの取引高が急増。ペイパルの仮想通貨インフラ提供企業はパクソスで、itBitはパクソスが運営する取引所だ。
ペイパルは、サービス開始後4週間以内にすでの新規ビットコイン発行量のほぼ70%を買っていることになるという。
世界中で使用されているPayPalでビットコインを購入できるようになったことで、需要はさらに拡大しているようだ。購入までのハードルが一気に下がるため、ライトユーザーの流入をさらに後押しするだろう。
dai06
「以前はビットコイン購入はかなり骨の折れる作業だった。パスポートと一緒に自撮りをして、数日審査を持つ。デイリーリミットもあった。(ペイパルのおかげで)300万人の人々がビットコイン やイーサリアム、その他の仮想通貨に瞬時にアクセスできるようになった」
必要なのに市場にないとなれば、当然すでに流通しているビットコインは価格がさらに上昇する可能性がある。
一部の専門家は2020年末までに、「ビットコインは3万ドルに到達する」といった予想を立てていたが、もしかするとそれは夢物語ではないのかもしれない。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/papal-is-the-cause-of-bitcoin-shortagepantra-capital