この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 2020年7月、有名人らのTwitterアカウントがハッキングされ、仮想通貨11万8000ドル相当が騙し取られた。
- 米ニューヨーク金融サービス局は、Twitter社のセキュリティ対策の不備が原因と分析。
- 局の責任者は「Twitterは単純な攻撃に脆弱で、自主規制では解決できないことがわかった」とした。
米ニューヨーク金融サービス局「Twitterは単純な攻撃に脆弱」とコメント
フロリダに住む17歳の若者による「単純な」手口で複数の世界の著名人のアカウントが乗っ取られた事件は、同社のサイバーセキュリティー対策の不備が原因だった。米ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)が14日発表したリポートが分析した。
当初は世界的なハッキング集団の犯行を疑う声もあったが、蓋を開けてみれば17歳の若者による仕業だった。
Twitterは事件の調査・報告に協力しており、セキュリティ面の強化にあたっているという。
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リポートは、大手ソーシャルメディア会社はシステム上重要だとみなし、サイバー攻撃と選挙妨害への対応能力を監視する専門の規制機関を設けるよう提言した。
アメリカ大統領選挙というタイミング、そして有名人らの発言力という規模。これらを鑑みれば、SNSが人々に与える影響を危惧しなくてはならないのは当然だろう。
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NYDFSの責任者リンダ・レースウェル氏は「ツイッターが単純な攻撃に脆弱だったことで、自主規制では解決できないことが明らかになった」と指摘した。
Twitterの面目躍如は、これから先の安全対策、そして平穏無事が続くかどうかにかかっている。
大きな混乱と実害を被るこのような事件が続けば、TwitterもといSNSへの大きな不信感につながってしまう。
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ソース元https://jp.reuters.com/article/twitter-cyber-idJPKBN27007L