この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 法定通貨と連動するステーブルコインの供給額が、200億ドル(約2兆1000億円)を超えた。
- 5月時点で100億ドルを突破しており、たった4カ月で倍増したことになる。
- ステーブルコイン需要拡大の裏には、DeFi人気と規制回避があるという。
ステーブルコイン需要拡大、あっという間に200億ドルを突破
法定通貨などに連動するステーブルコインの供給額が200億ドル(約2兆1000億円)を超えた。5月に100億ドルを突破してからわずか4カ月で倍増した。
今年に入ってからステーブルコインの需要がどんどん拡大している。
5月の100億ドルからたった4カ月で200億ドルを突破しており、今後もさらに供給額は増していく可能性がありそうだ。
dai06
「一部の取引所は法定通貨での取引を提供していない。そのため、ボラティリティ(価格変動)の高い時期に法定通貨に似た資産にリスク回避するトレーダーにとって、ステーブルコインは唯一の選択肢になっている」とトダロ氏は述べる。
ビットコインなどの仮想通貨の伸び悩みが、ステーブルコインの供給の追い風となっている様子。
ヨーロッパではステーブルコインへの規制が検討されているものの、世界的なトレンドにはなりつつあるため、全体の供給額は桁違いな数字になる可能性も…。
dai06
さらに、政治的な不確実性が高まるなか、ステーブルコインは個人や企業が「米ドル資産を移動させるための資本規制などを回避する」ためにも使われているとトダロ氏は述べた。
世界の金融が安定しない今、人々はその代わりとなる存在、もしくは今まで大切に守ってきた資産をこれからも守り続けるための方法を探している。
ステーブルコインの供給額の伸びは単なるトレンドのみならず、そうした人々の期待感によっても後押しされているようだ。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/81549/