- 仮想通貨取引所のbitFlyerが、仮想通貨取引に関する調査を発表。
- 同社で取引を行うのは30~40代が多かったが、7月は20代が34%を占めてトップに。
- 投資経験のないユーザーも2年前の17%から25%へと増加した。
若者と投資初心者が支持するbitFlyer
国内の暗号資産(仮想通貨)取引所のトップシェアを持つbitFlyerが8月21日に発表した資料によると、暗号資産取引を行う年齢層の若年化が進んでいる。従来は、30〜40代男性による取引が多くを占めていたが、この7月の年齢比率は20代が34%を占めた。
2018年7月時点では20代が24%だったのに対して、30代が32%、40代が25%であり、bitFlyerのユーザーの半分以上を占めていた。
それが2020年7月時点では、20代は34%へと大きく上昇。対して30代は28%、40代は21%へと減少した。
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また、投資経験のないユーザーは25%に達しており、比率は1年前の約1.5倍に増加した。bitFlyerでは暗号資産取引を「100円から始められる」とアピールしており、少額からの投資に魅力を感じるユーザーが増加している模様だ。
仮想通貨市場全体をみても、少額で投資に興味を持つユーザーは増加傾向にある。背景には出口の見えないコロナ禍や未来への不安、そして仮想通貨のイメージが向上していることなどが挙げられるだろう。
各仮想通貨取引所も精力的に広報活動を行っており、自社の安全性と仮想通貨の普及に努めている。
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また同社が第三者機関に委託して行った調査によると、仮想通貨サービスの利用率などでbitFlyerは2年連続で国内ナンバーワンの取引所となった。「家族や友人に勧めたい暗号資産サービス」でも新たにナンバーワンとなった。
ライトユーザーを取り込むことに成功しているbitFlyerは、今後も国内の仮想通貨取引市場を席巻していくのだろうか…。
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ソース元https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2008/21/news049.html