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DASHは、匿名性が高く、取引スピードが早いことを高く評価された仮想通貨の銘柄です。そんな、DASHの2017年を振り返ってみたいと思います。
DASHの2017年振り返り
2017年 1月
DASH専用のローカルビットコイン「Dashous.com」がローンチされました。
2017年 2月
トレザーのウォレットアプリで、DASHが利用できるようになりました。
また、jaxxウォレット(アップル上で使われるウォレット)でのDASH取り扱いが再開され、アップルユーザーが、より便利にDASHを使えるようになりました。
2017年 3月
ビットコインに乗り遅れた投資家達がアルトコインに注目した事で、ビットコイン以外の仮想通貨の価格が時一気に上昇します。
DASHも、世界最大の仮想通貨取引所「Bitfinex」に上場したこともあり、9000円台まで価格が高騰します。
2017年 4月
DASH専用のニュースサイト「DashForceNews.Com」が開設されました。
DashForceコミュニティーが立ちあげたこのプロジェクトは、暗号通貨の供給そのものから直接利益を得ることで独立したニュースサイトとして運営されることになります。
2017年 5月
パナマのウォレットサービス会社「Coinapult」とDASHがパートナーシップを結び、20のフィアット通貨と取引することが可能になりました。
「Coinapult」のアカウントは「Crypto Capital」のアカウントとしても利用することが可能になり、Coinapult経由でCryptoCapitalにアクセスすることでDASHの手数料が少なく済み安全性も高まりました。
2017年 6月
DASHのホームページに日本語のサイトが登場します。
ニューハンプシャー州のビットコイン自動販売機がDASHの取り扱いを開始しました。
2017年 7月
アップルストアにDASHの公式ウォレットアプリがダウンロード可能になりました。
これまでDASHを結合したウォレットアプリは何度もアップルストアに審査に提出されてきましたが、受理されてダウンロードが開始されたのは今回がはじめてのことでした。
2017年 8月
ジンバブエの仮想通貨取引所「BitcoinFundi」でDASHの取引が可能になりました。
DASHを使った取引ができる「DASH PAY CARD」が48カ国でローンチされました。
オンラインウォレット「GateHub」でDASHが管理することができるようになりました。
これによりリップルコンセンサスレジャー(仮想通貨リップルのネットワーク基盤)での取引が可能になり、リップルによって発行されるどの仮想通貨ともDASHが取引可能になりました。
2017年 9月
19日からベネズエラで無料のカンファレンス(技術に触れることができる大規模な会議・協議)が行われました。
このカンファレンスは仮想通貨に興味のある投資初心者にDASHを紹介するという意味合いで行われ、評判もよく今後も実施されることが予定されています。
24日にロンドンで行われたカンファレンスはストリーミング配信もされ、DASHはもちろん仮想通貨市場の拡大に貢献しました。
DASHがロンドンの暗号通貨取引所「CEX.IO」に上場しました。
2017年 10月
DASHとウォレットサービス「Wirex」がパートナーシップを結びました。
これにより「Wirex」内でDASHを使うことができるようになりました。
2017年 11月
デジタルペイメントプラットフォームである「Alt Thirty Six」がDASHを支払い方法として採用しました。
今後仮想通貨がビジネスとして使われるための大きな一歩であるとして注目が集まります。
世界最大級の仮想通貨取引所「Quoinex(コインエクスチェンジ)」のモバイルアプリで、日本円とDASHのトレードが可能になりました。
国内では「コインチェック」のみで取引されていたDASHが「Quoinex」でも取引可能になりました。
中国の大手仮想通貨取引所「Huobi」にDASHが上場しました。
2017年 12月
DASHの時価総額が100億ドルを突破しました。
2018年以降のDASHはどうなる?
DASHの問題はビットコインや他のアルトコインとどう差別かしていくか、という部分だと思います。
DASHの特徴である「匿名性の高さ」「決済スピードの早さ」は仮想通貨の理想の形のひとつで、今後他の仮想通貨も当然獲得していくでしょう。
他の仮想通貨との優位性が無くなっていったとき「他の仮想通貨にはない魅力」をどれだけ推し進められるかというのがポイントになるかと思います。
2018年はさらに仮想通貨が盛り上がる年になると思いますので、今後の動向が気になる仮想通貨の一つです。