- FCバルセロナのファン向け仮想通貨を売り上げたばかりのチリーズが、日本の市場について語った。
- チリーズによれば日本はスポーツファンが多く、世界有数の市場だという。
- チリーズのCEOは日本にも足を運んでおり、プロ野球やJリーグとの事業も計画している様子。
ファン向けトークンのチリーズ、Jリーグやプロ野球にも参入か
スポーツファン向けに仮想通貨(暗号資産)・ブロックチェーン事業を手掛けるチリーズ(Chiliz)。最近、スペインの名門サッカークラブ、FCバルセロナ(通称バルサ)のファントークンを6月22日に発行。トークンセール開始からわずか2時間で完売したことで話題を呼んだ。
このバルセロナのファン向け仮想通貨、BARは上場直後に約420%上昇し12.05ドルを記録。
超がつくほどの有名なクラブの仮想通貨を発行したことで、チリーズの今後の事業規模の拡大に期待する声も多い。
dai06
チリーズジャパン
「日本市場は暗号資産の観点からも非常に成熟に向かっている市場と言えるのではないでしょうか。そして、ファンエンゲージメントを促進するプラットフォームを開発している弊社にとって日本はスポーツファンが非常に多く存在する世界有数の市場です」
仮想通貨とスポーツビジネスに関して、日本はかなり良好な市場であるとみているチリーズジャパン。
チリーズはすでにバルセロナのほかにも、複数のメガクラブと事業を展開。日本スポーツ界への参入にもやぶさかではない様子だ。
dai06
「弊社代表のアレクサンドル・ドレイファスは何度も日本に足を運び、国内チームのオーナー/代表者の方々とお会いさせていただいております。
(中略)
弊社の株主の1人にDAZNの共同設立者がおりますので、そちらを通した事業機会も多く生まれてくると思っています。年内に日本の野球もしくはサッカーチームをオンボードしたいと考えております」
日本での事業の計画は水面下で進んでいるとみて良さそうだ。
ドレイファスCEOは長い目で見てほしいとしつつも、日本でチリーズの仮想通貨であるCHZを上場させる準備も進めているという。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/what-is-chiliz-s-japanese-strategy-focusing-on-partnership-with-japanese-sports-team